【断髪小説】初めての刈り上げ①
僕たちはもうすぐ付き合って2か月となる
今日もいつものカフェで待ち合わせをしてお茶をするところからデートが始まった
まったりした時間を過ごしていると
「来週、美容院予約したんだけど、長いのと短いのどっちが好き?」
俺はドキドキしながら
「短いのが好き」
「ふーん、じゃあ短くしてみようかな」
鎖骨まである彼女がばっさり…
俺はドキドキしながら
「えっ!本当に?どれくらい切る?」
「どんなのが好きか教えてよ」
そこからお互い携帯で髪型探しが始まった!
彼女には言えていないが
俺は刈り上げフェチである
探すフリをして、いつもお気に入りに保存している襟足を刈り上げたボブの画像を見せると…
「やだ!こんなの短すぎだし。恥ずかしい」
そう簡単にはいかないか…
「わかった!また、考えて候補送ってもいい?」
「うん!いいよ。私も考えたら送るわ」
その夜、彼女から送られてきたのは
肩より少し上のきりっぱなしボブだった!
「おー結構切るんだね!ボブいいやん」
本当はもっと短いのがいいけど、
一気には刈り上げはハードルが高いし、一度短くするとどんどん短くなっていくことを期待していくことにした!
ふと、中を刈り上げたスタイルを思い出し
おもいきって画像を送り提案してみることに!
「髪の量も多いしさ、ちょっと癖もありそうだし…
今見えないように中だけ刈り上げてる人も多いみたいだよー。
セットも楽になると書いてあるよー」
「そうなの?
うーん…刈り上げてるのわからないならちょっと考えてみようかな!
刈り上げ好きそうだしねᕷ·͜· ︎︎」
もしかしてバレたか…
ここは平然と
「おっけー!わかった。
まだ時間あるし考えといてー
どこの美容院行ってるの?」
「○○っていう最近できたところで、
いつも切ってくれてる人が独立して1人でやってるところだよー。
一緒に行く?
ばっさり切るところ記念に撮ってほしいし」
「行きたい!ばっさり切るところ見てみたいし!楽しみにしてる!」
そこから刈り上げやばっさりの話をしたい気持ちを抑えつつ、あまりしつこくすると嫌になってしまうのではないかと思い…
その話をしないよう週末を待ちわびた!
続く…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
実体験なのかは
あなたの想像にお任せします(* 'ᵕ' )☆