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手がかかる子ほどかわいい

こちらも、ミルクビスケット同様、大好きだけど、お母さんを困らせるかわいい子

パイのように、甘さは控え目、少し塩味きかせて
仕上げに、シナモンシュガーをまぶして焼き上げ。

甘じょっぱい生地に、シナモンシュガーが美味しくて、うすくてサクッとした食感も好き。

でも。

甘い!ってわけでもないし、主役にはどうかと思う、地味ーなクッキー。

そして、食感の微妙なちがいも、どれが一番かと、毎回、1ミリぐらいずつ変えて焼く。
(結局、どれも好きなので、毎回すぐお腹に消えるのだけど。)

「たくさんの人に、おいしいと思ってもらえるのは、どんなクッキーか」

というのをかんがえると、このクッキーのような、恐らく個人的好み色が強い(推測。私のまわりの人の反応や一般的に売られてるクッキーより。)ものを食べてもらうときはとても不安。

私は、これ好き!と言えるんだけどなあ。

しょっちゅう、そんな事を考えながら焼く。

だから、たまに、ふっきれて自分用に焼くときは、どきどきしなくてもいいので、戦闘態勢は微塵もなく、とても優しい気持ちで焼ける。

これは、そんな私のおやつ。

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