ミリアニ放送を終えて
はじめに
8月18日から始まったミリアニの公開
12月24日までの約4ヶ月という期間だったんですけど本当にあっという間に過ぎ去ってしまいました
本当は先行上映の際に語りたかったんですけど時期的に原稿作業で忙しかったこともあり今回初めてnoteで感想とか思ったことを書くことにした次第です
拙い文ではありますが読んでいただければと思います。
※強い言葉をなるべく使わないようにはしていますがかなり本音も入っております。予めご注意ください
不安を抱いていたミリアニ公開前
グリマスの頃に担当されていたA1picturesさんではなく白組さんが担当、手描きではなく3Dで制作というのもあったのですがアニメ制作開始が発表された初報PVで見た未来と静香のデザインが今のミリアニのデザインよりもかなり変わっており
ミリシタで普段から見ていたモデルとかけ離れていた為
え…?これで大丈夫なのか…?なんか違くない…?という不安の感情が早々に浮かんでいました
そしてミリシタ4thの記念ショートアニメPVを見た際もデカパイエミリーとかやっぱりその不安点は抜けることはなくマジでこれでいくのか…?これミリオンのアニメダメなんじゃないか…?と本気で思っていました
それから3年、続報も情報解禁もろくに無く
引き伸ばし引き伸ばしされ2023年4月のAct1day2の業務連絡で映画館先行上映をすると発表されました
ぶっちゃけこの先行上映、個人的には正気か?と思っていましたし当時は期待値もほぼ0に近かったです
だって続報も全然ないしモデルもPVで見たクオリティだしで映画館で見てもガッカリするだけだろうと思っていました
その他に当時結構荒れていたバンナムのミリアニムビチケの売り方も相まって逆に不信感を強くしてしまっており私達が思っている以上にアニメのクオリティが低く運営側も利益を見込むことが出来ないからこんな売り方をしたのではと真面目に思ってましたミリアニ終えた今でもムビチケ39枚セットは正気の沙汰では無いとマジで思ってます。
Twitter(X)は個人的に公の場だと思っており表立って批判など言わないようにはしていましたが仲の良いミリオンの身内と個人間でどうやったらモデルが良くなるか、ここからミリアニがよくなるにはどうすればいいのか。もしアニメがしくじったらミリオンはこれからどうなってしまうのか結構裏で語っていました
自分自身ミリオンで同人活動しているのもありそれぐらい真剣にミリアニについて考えていました
来たる8月18日先行上映初日
私は先行上映初日は仕事が入っており次の日の19日に見る気でいました
どうせ見に行った先行組からズタボロの感想が飛びってるんだろうなと仕事の休み時間中にXを開いたら絶賛の声が飛び交ってました
まじ?んなわけ…あのクオリティやぞ…?と疑心暗鬼になってました
その日の夜、身内に
明日ミリアニ見てきます。みんな絶賛してるけど私はまだ信じられないからお葬式行く気分で行ってきます。そういうったのを覚えてます
そして19日見てきました
絶句した
私が今まで思っていたこと全部間違ってた
モデリングは事前に出されていたものよりもブラッシュアップされておりクオリティが上がっていたしシナリオが完璧だった
ゲッサンをベースにした内容だといいなぐらいに思っていたところ
上手く脚本が構成されて作られおり最早ゲッサンが旧約だとすればミリアニは新約ってレベルになっていた
そして何より目を引いたのが3Dとは思えないレベルの自然さだった
4thPVのぎこちなさが完全に消え去っており
パッと見3Dアニメーションだと思えないレベルにところどころ混ぜこまれた手描きアニメーションと融合していた
白組さんの作品はドラえもんを見たぐらいだったがここまで素晴らしいクオリティの作品を作り上げることが出来るとはとほんとに驚いた
私も職業病故、2週目以降は粗探しをしてしまう人間なんですけど粗が全然見つけることが出来なかった。
そういう作画ミスがなく安定感のあるという点も3Dアニメーションの強みだなと改めて思いました
ライブシーンも1~3幕通してどれも素晴らしく3Dアニメーションだからできる表現を存分に発揮していた
これがもし手描きアニメーションだったらあと最低5年はかかっていたと思う
特に1幕のTOP!!!!!!!!!!!!の勝ったな感は凄い
綿田監督自身のミリオン愛も凄くところどころ細かく小ネタが挟まれており中にはこんなん分かるか!!!ってネタ(5話のまかべぇのトランプなど)も含まれていて逆に怖さを感じた
初代アイマスのアニメを担当したA1picturesさんへのリスペクトも作品を通して伝わってきた
特に9話のREADY!!がその象徴だと思います
ミリオンに愛がある綿田監督、脚本家の加藤さん、アイドルアニメ初挑戦にして高クオリティなアニメを仕上げてきた白組さんには本当に頭が上がらないし不安を抱いていた点に関して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
正直10年目のゲームコンテンツのアニメ化ともなると長い歴史がある分納得のいかない出来になると作品のファンから色々言われるリスクもあり引き受ける側も相当覚悟が必要だったと思います。そんなプレッシャーとの戦いの中これ程素晴らしい作品を作り上げてくださった制作陣の皆さん、ほんとにありがとうございました
「入口」としてのミリアニ
ミリオンライブ10年目にしてしっかりとした「入口」がこのミリアニで確立されたと思います
やっぱり今までのミリの進め方は
ゲッサンを読め!だったりミリシタやれ!だったりライブ見ろ!だったりと自分から興味を持たないと中々入りにくく敷居がほかの作品に比べ高かったと思います。
ですが初代アイマスもデレマスもそうですがアニメという
なんか目に入ったから、気になったから見てみようと軽い気持ちで触れられるコンテンツがやっぱりミリオンには足りなかったなと改めて思いました。
綿田監督もインタビュー記事で「入口」としての役割を果たして欲しいと仰っておりミリアニはしっかりその役目を果たしていると思います
実際ミリの二次創作や同人でミリアニから入りましたって方も結構いますしISFのサークル数も回を増すごとに増えてきています
界隈を盛り上げるという点においてもミリアニは大いに貢献していると個人的には思います
ISF12はアニメ後というのもありもっと多くのサークルが増えることを楽しみにしてます
⚠️ミリアニを見てここはうーんと思ったこと
※ここからは個人的にもうちょっとこうしていればよかった気がするという点を語りますので見たくないという方は読み飛ばしても構いません、予めご注意ください。
やっぱり11話のトワラーはteam7全体で歌って欲しかったという気持ちがずっとあります
副担当ではありますが一応私も麗花Pの1人です
可奈、歩、麗花だけteam曲を歌えて貰えてなかったのがほんとに心残りです
ジュリアが歌い始めた所にメンバーがだんだん重ねて歌っていくっていう演出でも良かったのではと思ってしまいます
TLを見てもやっぱり同じ思いを抱いてる方も多くいたので難しい話だとは思いますがいつかあの場面について綿田監督自身が語ってくれることを望んではいます。
そしてBD特典の追加エピソードで4人で歌うトワラーが見れることを私は楽しみにしています。
7話のチュパカブラは流石に擦りすぎだと思った。
最後に
ミリアニが始まって4ヶ月が経ちました
もう私はミリアニロスが始まってます
公開される前まであんなに不安だったのに期待してなかったのに
終わってしまうとやっぱり寂しいです
Act1の先行上映発表当時の私にはミリアニがこのような素晴らしい終わり方をするなんて想像できなかったと思います。
アニメや10周年を機にコラボイベントや企画なども並行して行われてきたというのも大きかったなと思います
今までコラボとか全然なかったので今年は本当に楽しかったです
10年目にしてようやくのアニメ化というのもあり声優陣の皆さんの演技も気合いが入っててほんとに嬉しかった
皆さんアニメ化ずっと待ってたんだなぁとパンフレット読んで感じました
プロデューサー役の中村源田さんも原っぱ通信含め様々なMCや番組で活躍してくださりほんとにミリオンを愛しているんだなぁと心から伝わってきました
どうかミリアニ終えたあとも赤羽さんと同じく今後も生配信や企画などに出て欲しいと思っています。
長々と色々と語りましたがまだAct4が2月に残っています
もしかしたらそこで2期の発表………があるかもしれませんので期待しながら本命の39人全員集合のライブを全力で楽しもうと思います
ここまで読んでくださってありがとうございました。