愛と感謝が溢れた日
先日は母の日でしたね。
あなたはお母さんに何かプレゼントしたり親孝行しましたか?
私は子どもの頃から、「お母さんのような生き方はしたくない」と強く思っていました。
仲が悪いわけではないんですが、同じような生き方はしたくなかった。
うちの母はあまり自己主張しない人なんです。
どちらかというと周りのために、言いたいことがあっても自分を押さえつけて口を閉ざすという印象。
当時の私には我慢してるようにしか見えませんでしたし、
そんな母をみて、自分は絶対に嫌だ!と思っていた時期もありました。
そんな私も大切な家庭を持ち、母親となった今、母に対する印象が徐々に変化してきました。
今だから理解できることですが、母が自己主張しなかったのは、我慢していたわけではなく、言えなかったわけでもなく、家族を想った母なりの思いやり、母なりの愛情だったのかな、と思ったんです。
ただそこにいて家族を見守る。それに幸せを感じていたんじゃないかなって。
それは決して自己犠牲ということではなく、まるでマリア様、観音様のような「母なる大地」みたいな慈悲深い奥行きを感じるようになったのです。
見守るということの寛大さを若いころの私は知らなかった。
今、私も母親となり、子どもへを見守る立場になって気づけたこと。
それは、子育てはもちろんですが、ビジネスでも同じことが言えるということ。
私は起業初心者向けに起業支援のお仕事をしています。
生徒さんたちにノウハウや考え方などお伝えしています。
でも私のビジネスの目的はもっと先にあってね。
生徒さんの成長であったり、ぶつかっている壁であったり、そういった喜び
も苦しみも含め、一歩ずつ前に進むことによって、
ビジネスのその先の、家庭円満であったり、子供の成長であったり、たわいもない日常での心の充実や豊かさを得てほしいなと思っているんです。
その豊かな日常を送るための手段の一つが「起業」だとしたら、全力でサポートします。
デキない→デキるに変化した自分の感情を堪能し、更なる先のゴールを見据えてほしい。
私にもデキた!成長してる!成果が出た!
その感情の先に、自信、行動力、胆力などを得て、生徒さんの新たな可能性が広がる。
その充実感、無限の可能性を生徒さん自身の幸せに紐付けてほしいなぁ、と思っているんです。
もしかしたら、
私は生徒さんへの接し方、寄り添い方を無意識のうちに母から学んでいたのかもしれない。そんな「母なる大地」っぽい寄り添い方が今の私には合っている気がする。
これもお母さんからの無言の教えだったのかも。と思う母の日でした。