第5回関西ラッシュデュエル個人CS 総まとめレポート
はじめに
関西ラッシュデュエル個人csとは…大阪を拠点に定期的に開催される非公認大会です。(@ksrushcs)
誰でもご参加大大大歓迎です🆗
自己紹介
遊戯王自体はだらだらとやっていましたが、2016年にリリースされたデュエルリンクスをきっかけに、競技的にプレイするようになりました。
最近はラッシュデュエルを中心に遊んでいます。
実績ぽいもの
【デュエルリンクス】
・KCカップ(オンラインの世界大会的な)…世界29位
・wcs2018…日本23位
・その他非公式大会入賞n回
【ラッシュデュエル】
・ギャラクシーカップ2022予選4位
・ギャラクシーカップ2023本戦出場
・エリア決定戦ベスト8
・cs(オフライン)優勝×2
・準優勝×1
・3位×1
大会結果
前期同様、ワンダーフュージョンがトップシェア、
次点で、「キャットロワチョイス」と「アビスカイト・アンジュ」を得た海竜や海竜マキシマム系統、
前期及びギャラクシーカップで猛威を振るった、ハーピィレディが続きます。
一番多いデッキタイプでも全体の1/3と、ギリ健全を保っており、カードゲームにありがちな王道分布と呼べるでしょう。
良くも悪くもメタ先がハッキリとしたメリハリのある環境という印象です。
上位デッキ分布は全体分布がそのままスライドしたかのような形状をしています。
…少しワンダーフュージョンが多いような気もしますが、予選段階の分母を考えると許容範囲内です。
その他分布も、新規汎用カードを取り入れており、新しい環境の幕開けを感じます。
殆どのデッキが、新規カード込みで構築されており、前期までのデータから新環境を予測するのが非常に困難な点から、本記事がデッキ制作の手助けになれれば幸いです。
上位デッキレシピ
※掲載許可者のみ
優勝…シャックマトラスさん(@shacmat) エクスキューティー
準優勝…かれん(@karen_pokeca) ワンダーフュージョン
3位…バロミデスさん(@BAROMI0126) 海竜
4位…Akiさん(@sunaba_no_Aki) ワンダーフュージョン
ベスト8
OMASAさん(@bte6045555) ワンダーフュージョン
ししゃもんさん(@SHIsyam0o0) ワンダーフュージョン
KJさん 魔法使い
とりからさん(@k22929767) ワンダーフュージョン
3人とも、メインのディープシー・ハンターが目立っていますね。
ハーピィレディはもちろん、ミラーや他対面における業火の結界像の投げつけ合いに対する解答として、非常に有効そうです。
新規カード、「レジェンド・ストライク」の影響から、結界像が反復横跳びするようになり、結界像がゲームに関わってくる試合も増えてきています。
その中、しっかりメインから対策していたのが入賞した要因の一つではないでしょうか。
ここまでが無料部分です。
有料部分には全対面の各勝率、ワンダーフュージョンのメインデッキ平均採用枚数、及びレジェンド採用内訳、それについての軽い考察が書かれています。
ご購入いただきありがとうございます!
それでは、話を進めていきましょう。
主要テーマの勝率と相性表
特筆すべきは、ワンダーフュージョンの安定感、ダークホース枠エクスキューティーでしょうか。
前期から形を整えつつあるワンダーフュージョンは、ある程度構築が固まってきたため、勝率が安定しています。
一方エクスキューティーは、マッドレア・アクエラの登場で終わったかと思いきや、むしろ始まっていたようです。
全国のエクスキューティーチルドレン達に取っては朗報でしょう。
また、魔法使いも唯一の使用者ながら、ベスト8に入賞しています。
とは言え、マッチ1-0も10-0も同じ100%な訳です。
データのサンプル数が少ないものの、どれくらいの対戦数をこなした上での勝率か気になりますね。
それでは、更に詳しく内訳を見ていきましょう。
詳細な相性テーマ
なんと、エクスキューティーがワンダーフュージョンに6-0しています。
試行回数が少ないデータとは言え、唯一ワンダーフュージョンに勝ち越しているのは魅力的ではないでしょうか。
これだけで煮詰める価値があると言えます。
今現在も使用しているプレイヤー達は、練度が非常に高く、環境に合わせて的確なチューニングを行えたのが勝因ではないかと推測しています。
また、苦手な対面である、ハーピィレディが分布から減少していたのも追い風です。
2番目に分布が多かった海竜ですが、新規カードの「キャットロワチョイス」との相性がよく、アビスポセイドラLやアビスクラーケンLなどで墓地を管理していくことで、2ターン目以降も強く打っていくことが可能です。
上記の側面から分布が急増したと考えられますが、数値としては50%を下回っています。
ワンダーフュージョンに大きく負け越したのが原因ですが、それ以外にはしっかり戦えています。
しかしながら、予選通過した方もいるので、エリア決定戦で活躍する可能性は十分にあります。
「キャットロワチョイス」を採用する際は、チョイスするのがゴールではなく、勝つための手段として捉える、手段と目的が逆にならないよう構築するのが鍵となりそうです。
ワンダーフュージョンのメインデッキ平均採用枚数
数字を羅列されてもなんのこっちゃ状態です。
このままではカッコつけて、それっぽくまとめただけなので、上記のデータから読み取れる情報をしっかり紐解いていきます。
これらの4点に分け、それぞれ掘り下げていきます。
ワンダーフュージョンのレジェンドカード内訳
サファイア・ドラゴン、エーリアン・ソルジャー、デーモン・ソルジャーを一つの括りとすると、レジェンドモンスターは下級バニラが安定択になっていますね。
次点で単体性能が高く、着地罠を許さないサイコ・ショッカーが続いています。
レジェンドストライクの蘇生先としても強いワーウルフは、今後も見かける機会が増えそうです。
魔法枠は、前期同様で天使の施しが多く、レジェンドストライクという、噛み合い前提のカードを増やす関係上、より円滑に回したいという意が汲み取れます。
モンスターを積極的に墓地に落とし込む環境では、死者蘇生も輝いてきそうです。
一方、罠枠が綺麗に割れており、前期と比べてミラーフォースの採用も増えてきています。
虚無魔人や結界像をはじめとした、残ると厄介なモンスターを処理できる点が魅力的です。
また、ダークルーカーの弾数を残す意味合いも含まれているのでは?と仮説し、ミラーフォース派or魔法の筒派それぞれのダークルーカー採用枚数を調べてみました。
やはり、ミラーフォース派の方がダークルーカーを厚めに採用していますね。
ダークルーカーの採用枚数が、レジェンド罠を決める際の一つの基準となっているようです。
上記のデータから得られた点として、
レジェンド罠をケアする際、墓地のルーカー枚数を確認しておくことで、二択を絞りやすくなるでしょう。
さいごに
あらためてお買い上げいただきありがとうございます。
いやー、エリア決定戦で何が勝つかわからない環境になってきましたね。
今回は分布0でしたが、ガイア関連もどこまで突き詰められるか期待しています。
ワンダーフュージョンのように、ギャラクシーカップ予選前の下馬評と異なるデッキがまだ眠っているかもしれません。
エリア決定戦まで残り僅かですが、お互い気合入れて本番に臨みましょう!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
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