抜く
4月、新しい部署になってなかなか慣れずに苦戦している。
元々、理屈がわからないと納得できなくてなかなか覚えられらない上に
年齢が行ってきて、忘れることも増えている。
ダメ出しされながらもなんとか一通りの流れがわかってきたら
緊張の糸が少し緩んでどっと疲れが出てきた。
朝から「疲れたわー」と娘にぼやく。
「気は抜かれへんし、手も抜かれへん。どこ抜いたらええんやろう?」
「力抜いたらええねん」
「!!!」
小さなころから、やたら力が入って頑張っても頑張ってもうまくいかず
空回りばかりしていた娘。
今は成人して立派な保育士になった。
そんな娘から言われるなんて。
「お母さんが、ずっと私にそう言ってくれてたやん」
あー、また今日も頑張れるよ。
ありがとう。
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