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術後経過と熱海のボサノヴァライブ。

左手の手術後、2週間をすぎました。最初の1週間は、なるべく動かなかったのもあって、日に日に良くなって、毎朝「ああ手が軽い!」と感動していたのです。でも1週間を過ぎる頃には「体は元気なんだから動かなくちゃ」と思い始め、固定具もなんだか邪魔に感じてきてしまったりして。寝ている間に外してしまって朝からちょっと痛い、なんてことも増えて、10日目くらいで患部の腫れと微熱が出るという、ワクワクと不安が入り混じる2週間でした。

オンライン診療で、「痛かったりするだろうけど、少しずつ動かしていってくださいね。ギターも少しずつ弾いてみて。でも重いもの持つのと、タオル絞ったりする動きと、手をつくのはできる限り避けて」とのお言葉を先生からいただいたのが、12/7の熱海のライブのなかなか直前。

「腫れなのか再発なのかエコー見ないとわからないから、ひとまずちょっとずつ。再発率低いけど、あなたの場合は日常生活に加えて仕事で楽器を弾く時間が長いから……それだけが普通の人と違うところだもんね」と先生。

確かに、いまは不安になってても仕方がない。2月の経過診察のためにまた行く日までは、言われた通りのことを気をつけながら行くしかないか……ということで、痛みもあるし、力も入れるの怖いし、でも手はなかなか軽くて嬉しいしで、バランスが難しいと思いつつ、熱海ライブの日へ向けて自分なりに調整をしていました。

痛みの分量から「これは回復が間に合わないかもしれない。いきなり約2時間は持たないかもしれないな」と感じて、急遽、大ベテランのギタリスト長澤紀仁さん(あだ名はジンジン!)に来ていただきました。夜のライブもあるのに引き受けてくださって、とても心強かったです。
じんじんさんはわたしのデビュー前からサポートしてくださっている方なのですが、共演回数はそんなに多くないのです。レア!
でもね流石に長く知っているからね♪ 息ぴったり。素晴らしくって、隣で感激しながら歌ってました。

この日は30席で締め切る予定が、40名を超えてしまったそう。なんて有難いのでしょう!DUO編成でぐっと華やかになって、結果とっても楽しいライブの日になりました。いや〜幸せ。ジンジンさんのギターの音はなんだか明るくてね、太陽みたいで大好きなの。

会場だった「Himono dining かまなり」さんは、熱海で150年以上続く老舗の干物やさん。干物店も定食屋さんも展開しています。ゆっくり食べたかったな〜!! わたしは歌う前だったから、少しだけつまんだのですが、美味しかった!!写真撮り忘れたのが残念‥‥。サイトを見てみてね。


到着時。明るい店内


7割くらいギター弾いたかな。パワーのいる曲はあらかじめジンジンさんに伝えていたので、うまく配分できたかなと思います。想像以上に手が動いたので、とっても楽しかった!まだまだケアは必要そうだけれど、いい感じ。


皆さんの笑顔にわたしもエネルギーをいただいて、幸せ溢れる日になりました。ボサノヴァのスタンダードとオリジナルとクリスマスソングで構成しました。楽しく過ごしていただけていましたら何よりです。

熱海は藤沢から1時間なんだけど、意外と機会が少なかったので、嬉しかったな。企画にご尽力くださった川島さん、PAをしてくださった永田さん、デザイナー佐藤さん、かまなりさん、ギターの長澤紀仁さん!ありがとうございました。


皆さま、またお会いしましょう〜╰(*´︶`*)╯♡ありがとーー!!

追記※
この日のおいしい水の説明(MC)、間違っていました、ごめんなさい!
ブラジリアへ首都が移転する記念の曲を作るために、A.C.Jobimと作詞家のVinícius de Moresが大統領官邸へいった際の出来事がきっかけなのだとか。官邸の裏から水の音がしたので見に行ったところ水道から水が出しっぱなしで、これは何の(なんのための)水なのかと尋ねたところ、警備員が「飲み水だよ、ブラザー」と答えて、そこからインスピレーションを得た…‥という説のようです。水が湧き出ていて感動してという説、水に対しての信仰心だ、という説もありました。どれが正確なのかは、また分かったら書きますね。

私、どこで水道局のCMソングって読んだんだろうか‥‥すみません、まだまだ勉強不足ですね…‥だめだなあ(泣)

お酒の歌というMCは昔からされますが、誰かお酒好きの人が冗談で言ったのが根づいちゃったのでしょうね(^^)

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Karen Tokita 〜優しいうた・ボサノヴァ〜
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