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KING引退を振り返る

はじめまして、東大2年の高田花玲(たかだ かれん)です。
私は「Business Contest KING 実行委員会」という日本最大級のビジコン運営団体で9月末まで副代表を務めていました。
初投稿のnoteのタイトルが「引退」だなんて寂しいなあと思いつつ、この1年半の活動について振り返っていこうと思います。
長文ですが最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

【KINGとは】

Business Contest KING 実行委員会(以下KING)とは1996年に設立された、東大発の学生向けビジネスコンテスト運営団体です。
メインのコンテストは5泊6日の合宿型で全国から約100名の学生が集まって熱い議論を繰り広げます。

ちなみにビジコン運営をしていると話すと、よく「起業したいの?」と聞かれますが私自身は起業願望はありません。
ただ、KINGのコミュニティは起業家も多く、ユーグレナ創業者の出雲さんや昨年上場されたアイデミーの石川さんなどもKING出身です。

【KINGに入ったきっかけ】

私は大学受験では理系選択ですが、もともとビジネスやお金の動きに興味がありました。(高校時代の愛読書はロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん 貧乏父さん』)
また、高校まで勉強しかしていなかった分、大学に入ったら課外活動に熱を注いでみたいという思いもありました。
KINGに出会ったのは、サークル一覧の「ビジネス・金融系」のページ。「ビジコンってよくわからないけど30年近く続いてる歴史あるサークルだしすごそうだな」と興味を持ちました。
さっそく新歓ビジコンに参加し、そこでビジコンの面白さに魅せられて入会を決意。選考を経て晴れて渉外局員としてKINGに入りました。

※裏話①
実は私はKINGが第1希望のサークルではなく、本当は「瀧本ゼミ企業分析パート」という投資について学ぶ有名なサークルにめちゃくちゃ入りたかったんです。ですが入会試験に見事に落ちてしまい、、、笑
結果としてはKINGの活動に熱を注げたのでよかったですが、いまでも瀧本ゼミの人を見ると羨望の目で見てしまいます笑

【KINGでの活動内容】

KINGでは渉外局員として協賛企業とのやり取りを担当していました。
昨年の秋には副代表に就任し、就任後はその肩書きを活かして渉外活動をするべく、ピッチイベントやミートアップイベントなど色々なイベントに顔を出していました(今でもその時期に名刺を交換させていただいた方と再会することがあり、嬉しい限りです)。

KINGでは様々な思い出がありますが、全部紹介すると長くなってしまうので写真を貼っておきます。

昨年秋の代表戦の様子。
実は代表選挙に出馬してました(落ちました)。
先代の引退式にて。
入会してから半年で代替わりというハードスケジュール。
幹部写真。
もう一年経つかと思うと感慨深い。
大規模合同新歓「Brand New Meetup 2024」
前述の瀧本ゼミをはじめ、TEDxUTokyo、AIESECなど豪華8団体に参加いただきました。
Business Contest KING 2024決勝審査員の皆様と。
Business Contest KING 創設者の金田 喜人氏(中央)
株式会社YOUTRUST 取締役CSOの金子 彰洋氏(左)
株式会社タイミー 代表取締役の小川 嶺氏(右)
Business Contest KING 2024を終えて。

【KINGを通して得たもの】

①沢山の失敗経験
KINGでは成功体験だけではなく、数々の失敗や悔しい思いをしてきました。代表選落選、KING内での人間関係いざこざ、協賛企業への対応ミスなど数えたらキリがないです。もちろん、失敗するのは褒められたことではないですが、多くの失敗体験こそが自分を省みるきっかけになり、結果的には成長できたと思います。

※裏話②
先ほど写真にも出てきましたが、実は代表選挙に出馬していました。もともとは代表になりたかったんです。
でも、代表選で落選し、副代表選に出馬することになりました。
当時は悔しかったですが、振り返ってみると副代表というポジションは私の性格にあっていたなと思います。

②人との協働経験
中高まで勉強しかしていなかった私は、人と一緒に物事に取り組むという経験をほとんどしたことがありませんでした。
学生団体はいわば社会の縮図です。大勢の組織の中で自分のやりたいことをどう実現するのか、タスクはどのように割り振ればいいのか、チームビルディングのやり方、モチベーション管理など、これから人と仕事をしていく上で必要な考え方やスキルが身についたと思います。

③KINGerという仲間
KINGでの活動を通して、コンテスト参加者、協賛企業の皆様、OB・OG、他学生団体のメンバーなど多くの素敵な出会いがありましたが、やはりKINGの同期との出会いが最もかけがえのないものです。
KINGerは、それぞれ熱を注いでいるものも、興味も、趣味も、様々な人が集まっています。ただ、「コンテストを成功させる」という目標のもと一丸となったことで固い絆が生まれたと思います。

※裏話③
仲がいいとはいえ、学生団体のメンバーというのは「仕事仲間」であり「友達」でもあるから大変なことは多いです。
良かれと思ってしてくれていた「仕事に対する指摘」を「自分の人間性への批判」と感じてしまい、泣いてしまったこともありました笑
学生団体って難しいですね。

【KINGを振り返って】

Business Contest KING 2024閉会式にて。
おきまりのKINGポーズ(右手でK)。

楽しいことも辛いことも沢山あった1年半でした。正直辞めたいと思ったこともありますし、KINGにコミットするという選択は誤りだったんじゃないかと考えたこともあります。しかし、コンテストの閉会式で晴れやかな参加者、KINGerの顔を見て、KINGに関われてよかった、私の1年半は無駄じゃなかったと実感することができました。

【最後に】


大学入学以降、ずっと「KINGの副代表」として自己紹介してきた私ですが、とうとうその看板を下ろすことになりました。寂しい限りです。
これまで学生団体にコミットしてきて、今後は何をするんだろう??と疑問に思われるかもしれませんが、実はまだ模索中です。。。

そんな中、今はスタートアップや起業に関心のある学生の拠点「TIB JAM」の運営に関わっています!
起業に興味がある方も、私のようにやりたいこと探し中の方も、有楽町のTIBでぜひお会いしましょう〜!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また気分がのればnote更新しますのでフォロー&いいねをして待っててください!


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