31.[アメリカ大学-入学時期っていつでもいいの?]
皆さん、こんにちは^^
前回の記事の最後に指定された入学期限が決まっていた。と書きましたが、それがどういうことなのか?をシェアしたいと思います!
皆さん、飛び級という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、アメリカの大学では飛び級をする生徒もいれば、5,6年かけて卒業する生徒もいます。また、インターナショナルの生徒に多いのが、ギャップイヤーと言って高校を卒業してすぐに大学入学するのではなく、入学を遅らせる生徒もいます。
私の場合、渡米したのが日本で言う高校2年生が終わってすぐです(2015年4月)。本来であれば2016年の9月に大学入学が可能ですが、当時の英語のレベルを考えるとIELTSのテストの関係もあったので到底間に合いませんでした。
私が卒業したワシントン大学は4学期制だったので、それぞれの学期が始まる時に入学が可能でした。
1学期目が9月、2学期目が1月、3学期目が3月、4学期目はサマースクールの時期(夏休み期間)になりますが、7月。
ここからは学生アスリートとして入学する場合になりますが、そこで監督から入学できる時期の期限をいただきました。
それは1学期遅らせた2017年1月、半年遅らせた2017年3月、ギャップイヤーをして1学年落とした2017年9月でした。
この3回の期限までにTOEFLかIELTSのテストスコアをクリアして入学しなければいけませんでした。
私の性格的に本来自分が入学すべき年より遅らせるのが嫌だったので、何が何でも2017年の1月に入学したかったのです。
もちろんその時期を目標に勉強していましたが、何度テストを受けても点数があまり上がらず…もし期限を過ぎてしまったら振り出しに戻って大学選びからしなければならなかったのと、監督の期待を裏切ってしまうかも…など、自分は期限以内にパスすることができるのかだんだん不安になってきて、それがすごくストレスでした。
なので、点数をクリアしたとわかった瞬間、その時までの不安から一気に解放されて嬉し涙が出ました。(その後たくさん遊びに行ったのは秘密です。笑)
1学期遅れで入学しましたが、同期と一緒に卒業したかったので遅れを取り戻すためにサマースクール(夏休み中も授業を受ける)をたくさん受けてオンタイムで卒業することができました!
ですので、私は実質3年半ちょっとで卒業することができました。
こんなにも苦労して入学して卒業したので、コロナで卒業式がなかったのは言葉に表せないぐらい残念でたまりませんでした…
アメリカの大学では「どの時期に何のクラスをいくつ取る」と自分で計画を立てることができます。いつ卒業したいか逆算してでもいいですし、とにかく自由です。
私のように学生アスリートとして遅れて入学しても、入学した時期から4年間プレーできる権利は変わりません。
アメリカにはこうしなきゃいけない。というのがないので、学生も自分が気が済むまで時間をかけて単位を取ってその分野を極めている気がします。
以上が入学時期に関してのお話でした^^