フィボナッチチャネルの使い方と記事内での語句について Ver1.0
リアルの友人から、
・フィボナッチチャネルが全然わからん!!
・フィボナッチチャネルの記事で言ってる事の意味がわからん!!
との厳しいご指摘をいただきました。
自分の記事中でのフィボナッチチャネルについて、なるべく解りやすく纏めておきます。
☆フィボナッチチャネルの使い方は人によって違うと思います。自分が検索しただけでも色々なサイトで様々な事が言われていました。
自分は参考にした方などは特に居ないので自己流になっていますので要注意です。
自分が正しいと言うつもりも有りませんし、他のやり方を否定する意図はもちろん有りません。記事が少しでもお役に立てればと思います。
メニュー
① フィボナッチチャネルラインの引き方
② フィボナッチチャネルの完成とは
③ フィボナッチチャネルの否定とは
④ 1度目の赤ラインタッチ→(上下)抜け とは
⑤ フィボナッチチャネルまとめ
① フィボナッチチャネルのラインの引き方
前提条件:
自分はトレーディングビューを使用しています。
MT4などの別のチャートソフトとは引かれる線がそもそも違うみたいです。(トレーディングビュー以外は知りません、ごめんなさい)
線の引き方:
上昇フィボナッチチャネルでは直近の安値と安値を結びます。
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
〇印の安値どうしを結びます。(白色下限ラインと記事中では記載)
⇩

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
結んだ安値どうしの中で一番高値を黄色ラインに合わせます。(〇印)
⇩
完了です。誰でも簡単に引けると思います。
安値どうしを結んで、その中の最高値に合わせれば終わり。
注意事項:
上昇フィボナッチチャネルは安値どうしが平行及び右肩上がり(安値切り上げ)になっている。
下降フィボナッチチャネル
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
先ほどと逆で高値どうしを結ぶ(〇印)
結んだラインの事を記事中では白色上限ラインと記載しています。
⇩

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
結んだ高値の中で最安値を黄色ラインに合わせる。(〇印)
⇩
完了しました。面倒くさい設定などありません。
*注意事項
下降フィボナッチチャネルは高値どうしが平行及び右肩下がり(高値切り下げ)になっている。
引き方は以上です。御自分のトレードする時間足で引けばOKです。
月足、週足、日足、分足など何でもOKです。
② フィボナッチチャネルの完成とは

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
フィボナッチチャネルを引いた状態から赤ラインへタッチした事により完成と呼んでいます。上記の⇩の足で上昇フィボナッチチャネル完成しました。

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
フィボナッチチャネルを引いた状態から、赤ラインタッチ⇧の足で完成。
下降フィボナッチチャネルの完成です。
まとめ;
フィボナッチチャネルが完成する事により、始めて機能すると考えます。完成する前に予測してポジション取る事もありますが、勝率を考えるとお奨めはしません。
③ フィボナッチチャネルの否定とは
☆フィボナッチチャネルの完成後に白色ラインを抜ける事。

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
⇩の足で下降フィボナッチチャネル白色上限を上抜けましたね。
基本的にはここで下降フィボナッチチャネル否定となります。

この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
⇧の足で白色下限を下抜けましたね。よって上昇フィボナッチチャネル否定となります。
*注意事項
フィボナッチチャネル否定について、あまり厳密に判断し過ぎない方が良いと思います。ダマシに引っ掛かりやすくなります。
自分の場合は見ている時間足の次の時間足で判断しています。
例えば
1時間足でフィボナッチチャネル引いて見ている場合は4時間足
4時間足なら8時間足などなど。
次の時間足で見てローソク足実線確定で否定されるとフィボナッチチャネルの消去と思考の消去をしています。(ポジってる場合の損切りはもっと早いです)
④ 1度目の赤ラインタッチ→(上下)抜け とは
先ずはフィボナッチチャネルの一連の流れを連続で追ってみます。
⑴ フィボナッチチャネル完成(下降)
⑵ 緑ラインor 青ライン到達
⑶ 1度目の赤ラインタッチ
⑷ 赤ライン下抜け
⑴ 下降フィボナッチチャネル完成
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
⑵ 緑ライン or 青ライン到達
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
⑶ 1度目の赤ラインタッチ
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
⑷ 赤ライン下抜け
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
*注意事項
上昇フィボナッチチャネルの場合は逆になります。(赤ラインタッチ上抜け)
1度目の赤ラインタッチ→(上下)抜けた場合は、前回安値(高値)にタッチする事が多いです。
赤ライン下抜け2回目以降の反応も
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この分析に用いてるチャートプラットフォームはTradingViewの提供です。
白〇の赤ラインタッチ→下抜けで綺麗に反応していますね。
まとめ;
あくまでもそうなる確率が高いかなという動きになります。
上位足の強いトレンドなどを考慮して総合的に判断するのが良いかと思います。
逆に考えると、この動きにならない時は強いトレンドが出ている可能性有り?!かと自分は判断しています。
⑤ フィボナッチチャネルまとめ
以前はオシレーター系のインジケーターなどを多用していました。
が、面倒くさいのでフィボナッチチャネルに落ち着いた感じです。
パラメーター値だの時間足だの基準値だの・・・
その点フィボナッチチャネルは線を引くだけです。
視覚的にもリスクリワード的にも明確で解りやすいです。
皆様が少しでも楽しい投資スタイルを確立出来ればと思い、今回こちらの記事を書かせていただきました。
自分自身も成長し続け、新たな気付きや考えがなどバージョンアップする事が出来ればこちらの記事も加筆したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。