見出し画像

酒場を放浪して気づいたオンライン飲み会の意義

外出自粛の影響で「Zoom呑み」というオンライン飲み会が流行した

そういえば僕は、オンラインでもオフラインでも、大人数の飲み会だとあまり喋らない

けれど、周りが楽しそうにしている酒場の雰囲気を味わうのは、とても好きなんだ

お酒は好きだし、長年、居酒屋の接客スタッフをしていたこともあり”酒場”という空間に愛着があって、居酒屋やスナックなど多くの酒場を放浪してきた

・・・そして、オンライン飲み会は楽しいけれど、大人数で開催する際にはデメリットもある

リアルな(オフライン)飲み会で話す際には、たとえ人数が多くても、それぞれのテーブルでポツポツと話題が生まれていくはず

だけどオンライン飲み会では、リアルな飲み会でいうところの「スピーチや余興の時間」が多くなっていく

誰か1人の話をずっと聞いているか、誰かと誰かが盛り上がっている様子を眺める時間が、自然と生まれていくんよね

リアルな飲み会であれば、スピーチや余興の時間があったとしても、「では、あとはご自由にご歓談ください」という時間が大半だ

オンライン飲み会では、「それぞれが好きなことをしてていい」という多様性と、「皆で同じ空気をシェアできて楽しい!」という画一性がごちゃまぜになっていく

なるべく皆が共通する話題にしよう!と考えて、なかなか話出せない人がいたり

とにかく思ったことを自分から口にしてみるから、あとは皆でなんとかしてー!となる人がいたり

・・・どちらも、場を盛り上げようと周りのためを想っているはず

1人1人の行動が重なって酒場の空気ができていくのが自然だけれど、「何らかの空気をとにかく作ること」が目的になりがち

酒場の中を、放浪してしまいやすい

それは、Zoom本来の用途が「会議(ミーティング)」にあったからだと、僕は思う

オンラインの会議では、1人1人が話すことであったり、全体の空気感が統一されることよりも、『課題の共有や目的の達成』が何より大切とされる

飲み会には、皆が皆共有できる課題もなかなかないし、今日はこれをやろう!という目的が、自然と生まれるはずもない

そもそも課題や目的がある飲み会って堅苦しいから、『対話』が大切だ

オンライン飲み会の幹事やスナックのママ的な存在の人が、そこをどう優しくデザインしていくのかが大切になってくるなぁと、僕は感じているんよね

例えば、イベントやテーマを絞ったり、同じメンバーで何度も交流を重ねていくことで、『皆で集まることの意義』が濃くなっていくはず

・・・さいごに、僕自身のことへ話題を戻すと

大人数の飲み会での僕は、お酒を飲みながら自分なりに勝手に楽しんでいて、無理をして周囲の盛り上がりに同調することは少ないと思う

そこで自分にウソをついて同調してしまうと、大好きな酒場の雰囲気に呑まれてしまうような、そんな気がするんよね

同調しなくたって、場の空気に溶け込めば自然と表情がゆるんでくるし、心地よい雰囲気を共有することもできる

自分が自然体で居ることではじめて、酒場の雰囲気と一体になって溶け込めた感覚が得られるのだろうなぁ・・と、そう思っている

酒場の雰囲気に呑まれることなく、他の参加者と一体になる

そのためにはきっと、自分にとって自然な雰囲気を醸し出し、それでいて、周りの空気感を否定せずに受容していくことが大切だ

『和して同ぜず』

協調はするけれど、同調はしないという姿勢

・・・その一方で僕は、サシで話すと熱く語るし、深く聞き入るタイプだ

自分がホスト側だったりコミュニティマネージャーをしている時には、場を仕切ったり全体に気を配ったり…

大人数の中で『借りてきた猫』状態の時とは、全く違った自分の魅力もある

そちらも知ってほしいなぁと思っているんよね

Zoomでサシ呑みを提案したり、LINEスナックというオンラインスナックを始めるのも、、、

「自分が誰かに貢献できることは、これだ!」と自分を信じているからだ

・・・自分に酔っているわけではなくて(汗)

社会が混沌としている今だからこそ、酒場を通じて学んできた自分の力を、『誰かにとって意味のあるモノ』にしていきたいと、そう強く思う

・・・読んでいただきありがとうございました(*^^*)

⇓先週のたそがれ

⇓LINEスナックは4/20㈪21〜23時オープン!興味のある方はSNS経由で僕に連絡をお願いします!

⇓『Zoomでサシ呑みできる券』などを販売中

━━━━━━━━━━━━━━━
【軟水のたそがれ】
━━━━━━━━━━━━━━━
このnoteは筆者のツイートを深堀りするエッセイです。
※毎週日曜日の夜に更新!

新たな1週間が始まる前に、何か大切なことに気がつくキッカケになれば嬉しいなと思っています!

水はあらゆる流れに身を投じることができるし
自ら流れを作ることもできる

世の中の動きに流されるのではなく
「主体的に流れること」を大切にしたい

そんなおもいを込めています

サポート頂いたお金は、今後も心豊かなnoteを書くための経験や他のクリエイターさんたちへのサポートに回していきます!温かな循環を回していきたい。