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「地震」から学ぶ『共感する姿勢の正し方』

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◯◯から学ぶ●●
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『◯◯から学ぶ●●』と題して、毎週水曜日に更新しています。

僕が好きな本やマンガ・映画などから学んだことを綴っていくような感じです!

今日はいつもとテーマの趣向を変えて、6/18に新潟で地震があったということで、地震に関する体験談と学びをつらつらと。

僕は新潟に住んでいますが、震源地から遠いので大きな被害はありません。

SNS等で、ご心配ありがとうございます(^^)

ちなみに今回のnoteは、僕のファンクラブに投稿した内容を大幅に編集・加筆してお届けします。


■揺れがくる!と分かってしまう恐怖

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僕が大きな地震を経験したのは、これで4回目。

2004年新潟県中越地震、2007年新潟県中越沖地震、2011年東日本大震災(東京にいました)、そして今回。

色んな意味で慣れてしまっているので、改めて防災意識を持たなきゃなと感じます。

・・・ここで、僕が初めて大きな地震を経験した、2004年の新潟県中越地震で得た「教訓」をシェアしますね(^^)

地震の揺れには、『初期微動』と『主要動』という、2種類の揺れが、順番にやってきますよね。

(まず初期微動がやってきて、数秒後に主要動がくる)

震源地に近い場合『初期微動』はほとんど感じなくて、いきなり『主要動』という、ズシーンと大きな揺れがくる。

この大きな揺れはホント突然なので、まぁビビりますよね(^_^;)

一方で『初期微動』は、「地鳴り」みたいな揺れがしばらく続きますね。

震源地から遠いほど長く続き、その後に、大きな揺れ(主要動)がやってくる「前触れ」のような振動。

・・・この『初期微動』なんですが、身体が慣れてくると、とても敏感に反応するようになるんですよね。

余震が何度も続くと、頻繁にこの『初期微動』を感じてしまうもんだから、身体が常に反応してしまって、休まる暇がなくなるんです。

それはつまり!

「あっ、これから大きな揺れがくるぞ!」と、『分かってしまう恐怖』を頻繁に感じるようになります。

前途の2004年中越地震では、震度5〜6の余震が多発し、当時中学生だった僕は、身体がとても敏感になっていました。


■自分が体験していないことへの共感姿勢

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・・・そして、ここからが大事!

ご自身のお子さんや、周りの大切な人への思いやりに活かしてほしいなと思うことを、お伝えしますね(^^)

この『初期微動』の揺れって、「大型トラックが走り出す時の地鳴り」とそっくりなんです。

余震ばかりで初期微動を感じすぎると、大型トラックが家の側を走るだけで、「地震が来るぞっ!」っていう恐怖を感じてしまうようになるんですね。

もう、そういう身体になっちゃうんです。

特に子どもや、初めて大きな地震を体感した人は、少しの揺れにも敏感になっていくもの。

もし身近な人が大きな地震に被災してしまったら、『周りの人には分かりえない恐怖』を感じていないか、アフターケアを大切にしていきたいですよね(^^)

・・・人は、自分が感じたことしか理解できない。

けれど、周りの人が「自分とは違うことを感じているかもしれない」という意識を持つことを、大切にしたいなと。

痛みや恐怖は想像しかできなくとも、その人が「どう感じたのか」を、受け止めることはできる。

その恐怖を乗り越えるのは本人にしかできないことだけれど、共に感じ、寄り添うことはできる。

「共に感じる」とは、相手と全く同じことを、一緒に感じるというだけではない。

コチラが感じていることを一旦脇に置いて、相手が感じていることを、そのまま受け入れることも、共感。

全く同じことを感じるのは「同感」で、相手が感じていることを「共に感じる」のが『共感』

そのためにも、「色んな感じ方があるんだなぁ〜」という知識や体験談は、大切だなぁと思う次第であります(*^^*)

・・・皆さんご自身の体験談も、よければ聴かせてくださいな♪


■【さいごに】共感の目的は安心

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日本は地震が多い国だからこそ、様々な体験談があって、これから起きる可能性のある地震への対策や、被災した方への支援に役立つことと思います。

多くのケースがあるからこそ、ケーススタディができますよね。

ただ、その時に大切になってくるのが、「自分の体験だけで現場の正解を決めないこと」

自分の経験から考えたら、あれが必要になるなー!と周りで正解を探してみても、いざ現場に行ったら、不正解だったということは、たくさんありますよね。

ホントの正解を見つけるには、現場の声をひたすら聴くことが大切だと思います。

人って、共感を得ることができると安心しますよね(*^^*)

ただその共感にも、2種類あると思っていて。

1つは、「自分と同じことを感じた人がいたんだ」と分かったから得られる、安心。

これは、「わかる〜!」と同感を共に感じることで、自分は1人じゃないと安心できますよね(^^)

もう1つは、「自分はこういうことを感じたんだ」と聴いてもらえることで得られる、安心。

自分の体験やその時感じたことを聴いてもらって、相手も、その人なりに感じたことを語ってくれる。

これって体験は同じでも、感じたことは違うから、同感にはならないですよね?

んでも、自分が感じたことをただただ聴いてもらえたから、スッキリして安心する。

正直、「相手がどう感じたか」はあまり重要ではなく、自分が感じたことをさらけ出せたから、気持ちがいい。

これも、同じ体験を『共に感じている』わけだから、共感ですよね(^^)

「自分が感じたこと」を話したら、相手が「それ分かるー!」と同感を示してくれた。

自分と同じことを感じた人がいたんだという安心と、自分の感じたことを聴いてもらえたという安心。

2つが同時にやってくる『共感』もありますね(^^)

・・・つまりー!

「自分と同じことを確かめて得られる安心」

「周りと自分が違うことを受け入れてもらって得られる安心」

どちらもあるよー!ということですね(*^^*)

自分と違うことを感じている人に寄り添いたい時や力になりたい時は、

『相手が安心するような共感姿勢』に自らを正していくことが大切だなぁと。

・・・ここまで読んで頂き、ありがとうございました!!

今後もし僕がお笑いでスベっていたら、「こういうスベリ方もあるのか〜」と、共に感じて頂けたら嬉しいです♪

「この人は、人と違うスベリ方をして安心を得ようとしているのね〜」と見破られないように、精進して参りますっ!(言っちゃった!)

ではー!そんな感じでーす!!

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既に入ってくれている皆さんをスベらせたくないのだ(^_^;)

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唐澤俊和
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