見出し画像

怪獣映画を一度も観たことない人が『ゴジラ-1.0』を観た結果、最高だった話

から鷹です。
今日はゴジラ-1.0を観てきました。
最近、この映画がアカデミー賞を受賞したということで話題になっているからっていうのもあるのですが、もう1つ理由があって、実は僕って特撮が大好きなんですけど怪獣映画は一度も観たことが無かったので気になってたんですよね。ハッキリ言ってしまうとウルトラマンシリーズの影響が大きいのですが。
そういう作品を通じて、怪獣という大きな恐怖に対して人々はどんな反応をするのか、怪獣にどう立ち向かっていくのかといった部分が次第に好きになっていきました。
そのため、自分は怪獣映画に対してそういった部分を強く求めていて、それで興味が湧いてきたんだと思います。
とはいえ、思ってるだけで実際に怪獣映画を観ることは無く月日は流れ。
今年の3月にゴジラ-1.0のアカデミー賞受賞とロングラン上映が決定したことが後押しとなって、ようやく観に行く決意をしたのでした。

…前置き長くなってすみません!!!(自分語りが多いと自分でも思う)

ですが、もう少しお付き合いください。
映画館に着き、スクリーンに入ると、人が沢山座っているではありませんか!!
正直驚きました。アカデミー賞受賞の影響で初めて観る人もいるんだろうけど、だとしても、これだけ多くの人を湧かせるゴジラって一体何者なんだろうなぁと上映前からワクワクしていました。
そして、上映が始まりました。
そこからはもう夢中で、あっという間の2時間でした。
めちゃくちゃ圧倒されて、終わった直後は"無"でした。
でも、映画館を出る頃には感情はすっかり戻り、こう思いました。
「良い映画だったな」と。
「観て良かった」と。
これが僕の初めての怪獣映画でした。

という訳で…

ここからは具体的な感想を書いていくぜ!!!

いやー…好きな所がありすぎてどこから語ればいいのやらって感じですが…

まずは内容について。

これねー…素人の僕が言うのもなんですが、すごく作り込まれてると思いました。
何て言ったらいいんでしょうね…
序盤中盤終盤どれも好きですし、前後の繋がりがあるから振り返ってみると構成としてはすごく綺麗だなって思うんです。
でもやっぱり、終盤かなぁ。民間人だけでゴジラ倒そうってなるじゃないですか。それまでも怒涛の展開の連続だったのですが、さらに勢いを増していくんですよね。
人々の思いが一つになっていく中でこの作品の伝えたい事が段々分かってくる。
それがよく現れてるのが、決戦前夜に野田さんが言った「死ぬためではなく未来を生きるための戦いだ」みたいな台詞だと思います。すごく好きなんですよ、この台詞。
大戦で多くの命を犠牲にした上で存在している命があるという背景の元、そういう流れになるのは必然かもしれないけどすごく勇気がいると思うんですよね。だから熱いんです。
そういった所に、戦後を描いたことの意味が確かにあると感じます。説得力が凄くて見応えのある内容でした。

演技について。

迫力や説得力というのが本当に凄かったです。
初めて怪獣映画を観て最初に思ったことなのですが、ゴジラの登場シーンって襲われる人々の演技というのもすごく大切で魅力なのだと感じました。恐怖のあまり足がすくんだり叫んだり逃げ惑ったりといったリアクションがリアルすぎて引き込まれました。こういうのが見たかった。あまりにも迫真すぎてちょっとビビったけど笑
ゴジラが登場しないシーン(ドラマパートっていうのかな?)でも演技の良さが光ってましたね。戦後を生きる人々の悲しみや怒りなんかが生々しく描かれていて、胸が苦しかった所もあったけどそれと同じくらい一生懸命さが伝わってきて満足でした。
あとは、浩一の仕事仲間(秋津、水島、野田)ですね。キャラが立っていながらも、それぞれビシッと決めるシーンも印象に残ってて、人間味とか親しみやすさもあって良かったと思いますね。
こんな所でしょうか。
うん…どのキャストも凄いと思うけど言わせてくれ…。
神木隆之介さんと浜辺美波さん、すげぇわ。

映像について。

これは本当に凄かった、語彙力失うレベルで。ゴジラ-1.0を語る上で欠かせないって思います。
CGの事は全然詳しくないのですがCGで作られたゴジラがめちゃくちゃ怖かったです。最初の登場シーンの時点で。挙動がもうね…迫力とか威圧感が半端なくて想像してたよりずっと殺意マシマシでした。とてもCGとは思えませんでしたよ…。スリル満点でした。僕個人としては、これだけで十分お釣りが来るってもんですよ。期待以上のものを出してきたのですから。
でも、それで終わるゴジラじゃなかった。
何度も現れては襲ってきて、その度に僕もスリルを味わいながら観てたのですが、段々と分かってきたんですよね。
この作品、見せ方も凄いんだなと。
1番印象に残ってるのは銀座に襲来したゴジラに電車ごと振り回される典子の見せ方でした。あれどうやって撮ったんでしょうね。ハラハラしましたよ…。いつ死んでもおかしくない状況でしたから。こればかりはすみません自分の表現力の無さが原因で上手く言語化出来ないので貴方の目で直接確かめてください。
人々の演技と、CGで描写されたゴジラの挙動が合わさることで没入感と迫力が一気に上がって魅力ある映像になるのだとハッキリ分かりました。少なくともこの作品に関してはそういう点で素晴らしいと思います。

全体としての感想は…

ゴジラ最高!!!!!!!!!!

素晴らしい映画をありがとうございました。(まとめ方雑ですみません)
僕はこの映画に出会えた事を一生忘れないと思います。
改めて、アカデミー賞受賞、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。
この映画が生まれなければアカデミー賞を受賞することも無かったでしょうし、僕がこうして怪獣映画を観ることも無かったかもしれません。
またゴジラの映画が上映されたら観に行こうと思います。ゴジラ大好き。

それではまた!
次のブログをお楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?