ネスペ本番実況中継

社会人生活もいよいよ4年目、幸先のいいスタートを切りたい。ということで4/17に受けたネスペこと、ネットワークスペシャリストの本番実況中継をしたいと思います。

だらだらと書いてるのでお暇つぶしにでもお読みください。

◼️会場に向かう

乗った電車が動き出さず、おやっと思ったがすぐ動いたので試験開始時には余裕で間に合った。

会場到着後はまだ午前1がやってたらしく、スタッフに誘導され待つことに。待機場所はメンズ100%で埋め尽くされていたが、女子も清涼飲料水の果汁よりも少ない割合で到着されていた。

◼️午前2試験

いよいよ本番。過去問をやってきたので危ないことはないだろうと思っていたが、そもそもここで失敗すると午後試験の点数すら分からず終わるため過去問とかぶる問題出てくれと祈るばかり。

受験番号とかを記入する際に筆圧で尋常じゃないくらい机が揺れるアクシデント発生。長机だったが一人で使えたのはせめてもの救い。これが2人掛けとかだったらひっきりなしに揺れてただろう。ちなみに自分の揺れだけでも少し酔った。

1問目はアーランの問題。ちなみにこりょうの変換が出ないのでアーランと書いてます。過去問通りの問題文の数字で計算するまでもないが、しっかりと計算はする。

2問目はケーブルの知識問題で、まあでんやろと思って知識詰め込み時の優先順位を下げてやらなかった箇所。飛ばした箇所が出題されるのは試験の常。ちなみに結果は正解していた。

10問近く解いていって正解か怪しい問題も多くなく、これはいけたと思えてきた。

そして問題19。これは平成25年でも出題されているが、この年は勉強中にバグが出てどの問題といたか忘れたため、15正解/25問扱いにした回。復習でもこの年度だけ飛ばして、なおかつこの問題もその時から不正解なので改めて油断怠慢は禁物である。

25問目、ステージング環境についてたがこれは実業務で触れてる人には敢えて覚えようとせずにもう知ってそうな用語だが、自分はnot IT系なので分からず不正解に。やはり実業務と試験が繋がってる人は羨ましいと思った。実際は業務上で知る用語なのかは不明。

問題を一周して試験時間半分くらい残った。そのため一応見直し。この見直しでいくつか正解になったので見直すが功を奏した。

試験中は正解か怪しい問題を不正解扱いしても17/25問と15問は取れてるので一安心。

夜に自己採点したら21/25問なので通過は確定、記入ミスさえなければ。

◼️昼休み

試験後の答案回収やら、試験前の問題配布で昼休憩は30分あるかないか。一眠りして目を覚ましたいとこだがそれも叶わず。ちなみに出入り口がエレベーターしかないためエレベーター前は激混みしてた。昼は近くで牛丼にした。

◼️午後1試験

ネスペで一番の鬼門だと個人的に思う。3問中2問が難しい問題の場合はどちらかをやらざるを得ないので足切り通過がかなり遠のくからである。

試験開始後まずは問題確認。

問1はネットワークの更改、これは取り組みやすそうなので有力な選択候補。

問2は見慣れない用語はあるものの問題文で説明はあるだろうと思った矢先に、IPsec VPNというドラえもんでいうところのジャイアンが出てきたため、ジャイアンは映画以外は避けるべき相手なので、選択候補から真っ先に外そうとした。読み進めてもややこしそうな経路制御の表だったりで、この問題はやらないことがほぼ確定した。

問3は、この時点で問1とともに解かねばならなくなった。シングルサインオンの出題のためCookieが思いつく。苦手な通信許可ルールがあり、少し拒否反応がでるがIPsec VPNよりは全然まし。ケルベロス認証と見慣れない用語はあるが、まあ問題文で説明があるだろうと思って、ここで解く問題が問1と問3に決定。

まずは問1。めずらしく空所補充の用語が全て書ける。(この記事を書いてる時、bをカタカナで書いたけどいいのかと不安になった。)設問3で一部迷った問題があって時間を使ったがそれでも確信のある答えにはならなかった。

問1を解き終えて90分の試験の内、52分を使う。

問3は、時間配分予定の45分をかけられず、少し雑な理解でも全て解ききるよう気をつけた。通信許可ルールの表の空所補充は始めは機器で答えていたがセグメントの記載もあったためセグメントで書くべきか迷って問題文の図を確認。表を見直すと機器名もあり、少し安心。ポート番号を見てDNSはUDPだった気がしたため自分の答案に自信がなくなった。たしかTCPもUDPも両方あったような気がしてポート番号は最初にUDP52と書いた。FTPのように1ずれて書いてワンチャンにかけたが、かすかな記憶から番号は同じものがあったようなないようなと思い直してUDP53にした。53番がそもそもDNSだったような気がしたが確証はなかった。覚えたポート番号の中でDNS以外出てこなかったためまあDNSだろうと7割くらいの確証にかけた。ケルベロス認証については図を見たときにOAuth2.0やMQTTの過去問と近い機構に感じたため拒否反応も起こさずこれまたラッキーだった。とりあえず全部回答を埋めて残り3分。

最後に受験番号と,選択した問題の丸を確認して試験終了。もしかしたら突破したのでは、と微かな希望を抱く出来具合。

◼️休憩

この休憩がやばかった。試験会場は99.5%がメンズなので男子トイレが類を見ないほどの長蛇の列。他のフロア行くかーと思っていってみると、みんな考えることは同じでそこも列ができている。また別のフロアに行ったが同じなので他の人の尿の匂いを我慢しながら泣く泣く待つことに。

先に戻ると頭痛を起こしていた。幸いこれが大きく次の午後2試験に影響しなかったのはほんとの救いである。

◼️午後2試験

ラストの午後2。

まずは問題確認から。問1はSSL-VPNの出題。これを見た瞬間にジャイアンなのでパラパラと見た後に問2を確認。ちなみに試験前日までの土曜に平成29年午後1-1のSSL-VPNを解こうとしたが疲労で寝てしまう日々が続き解ききれずに試験を迎えたのはここだけの話。SSL-VPNの動作の3つのうち1つが空所補充となるが、それがずれただけなので過去問をたくさん解いてきた人はラッキーだったろう。ちなみに私は今回の空所補充はL2トンネリングしか思いつかなかった。正解はL2フォワーディングである。

少し余談。午後1のIPsec VPNやSSL-VPNを避けた理由として、通信の流れは把握しているが細かいところをしっかり覚えておらず、認証やら暗号化が何をしているのか、どう動作するのか具体的に分からないことがあった。ざっくりとしか分からない理解で問題を解けるかがかなりあやしかったので、問題を最後まで読んで時間かけた割に点に結びつかないということだけは避けたかったのではなからこれらの問題文はじっくり読み込まなかった。

ということで問2を選択。空所補充も午後1のようにめずらしく埋められた。なお合ってない箇所もあると思う。

仮想化なんてVRRPくらいしか知らないが、解いていくうちにあることに気づく。これ応用情報午後問題のネットワーク分野で似た機構を解いたなと。それもありつつ、問題文も詳しく書いてくれていたので過去いち理解しやすかった午後2問題であった。

時間配分は14:30スタートの16:30終了で、

設問1を14:50に終え、設問2は15:25に、設問3は15:38に、設問4は15:49に、ラストの設問5と飛ばした問題の設問3(1)を16:27に終え、最後は受験番号やら選択問題の丸を確認した。最後の足掻きで一番初めの空所補充でクラウドコンピューティングと書いていたが、Twitterでフォローした方がコンテナのdockerは身につけた方がいいと言っていたのを思い出してdockerと書いて試験終了。

試験後は思い出したかのように頭痛がして、すぐ電車に乗ったら吐き気まで催した。応用情報の時も試験後は頭痛がしたので試験と頭痛はセットのようだった。その後は筋トレをしに行って吐き気はしなくなったが頭痛に耐えきれず途中で帰りました。無理はよくない。

◼️試験総括

今年のネスペは例年よりも、

・空欄補充は参考書にあるものが多く、全くの未知のものが少なく感じた

・問題文も理解しやすく、そのため記述問題も回答の方針が立てやすかった

と個人的には思った。それゆえに今回は割と自分の持てる実力は十二分に発揮できたため、今回で受からないと今後はいつ受かるか分からないほどである。ちなみに応用情報の合格時もこんな感じでした。

受かるかどうかについては正直なところ分からない。明らかにだめだったと思うほどおおこけはしてないものの、受かるか落ちるかの瀬戸際で合格寄りかというとそうでもない。ただ午後1のFWの表次第な気はしている。2ヶ月後の結果発表まで焦らされるのでこれから悶々とします。受かってればドヤ顔でネスペ勉強法の有料note書きます。

あと終日イスに座ってテストを受け切ることができました。普段は寝転がってペンも使わず脳内完結の勉強スタイルなのですが、久々に問題文に下線を引いたりして新鮮な気持ちになりました。

◼️今後

秋の高度試験は一度落ちたデータベースか、新たにシステム監査を受けたい。せっかく午前1免除もあるからね。ただ、ほったらかしているuscpaもそろそろ進めなくてはいけないが、今週だけはノー勉で過ごしたくもある。

まあゆっくりと決めようと思います。いないと思いますが気になる方は私のTwitterをフォロー頂けますと幸いです。noteと同じ名前でございます。

◼️お礼

最後までお読みいただきありがとうございます。

近々ジム巡り再開しようと思いますので、お会いした際は温かく見守って下さいませ。

fin

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