映画 太陽の子


監督が広島の図書館で見つけた
科学者の日記から着想らしく
(むしろこの本のほうが気になる)
舞台は京都大学周辺。

広島と長崎の次の原爆投下候補地に
京都があがっていたのは知らなかった。

日本の原子爆弾開発に参加していた
京都大学の研究員をメインにした話で

京大研究室、
欲しいウランを取り出す為の
遠心分離機制作に苦心している所からー…。

以下感想

・音楽は個人的にはスキじゃなかった
・宮崎駿「風立ちぬ」を彷彿とさせる

・「どの国が」
加害者になるか被害者になるかは
結果論でしか無い、
慰安婦問題も然りで
戦争と娼館・強姦問題は世界各地に。

人間の根底が同じなら
失ったものの尊さ分は 
個人単位で落とし込んで
自分にできる事はなんなのかは本当に
検討していきたいし そうありたい、

願っていないオリンピックが開催されたように
その時の政治力とともに行使され
民意を代表して
戦争に加担しない政治家を選べているのかどうか、
せめて選挙に行くなりするなど 
本当に草の根でも自分に出来る事をしないと

戦争に従わざるを得なかった人たちの気持ちに
応えられないような気がする。

「この世界の片隅に」でも思ったけど

権力と人を救わない政治の下で
地に足つけて日々の生活をやっている
女子供に最もしわ寄せが来るのは
コロナの今も同じ。。

今朝の新聞の投書欄、
平和を願う投書欄の前のページは
タリバンによる制圧状態の記事だった

世界は繋がってる、
平和を願う気持ちと地続きで
新聞の中ですら繋がっている

国ではなく人間対人間の話、

ずっと問いたい

戦争を終わらせる方法は
本当にあれしかなかったの?

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