秋にやってくる正体不明な悲しい気持ち
【よみもの】秋にやってくるす正体不明な悲しい気持ち
8月31日。
夕方とはいえ
まだまだ外気温は高く
車のエンジンをかけてしばらくは
うだる暑さを我慢しなければならない。
まだまだ季節は
残暑そのものである。
ところがどっこい。
油断していたら
急にアイツがやってきたのである。
……
毎年秋にやってくる
正体不明な悲しい気持ちが!
*
今日は
19時前に
夕暮れの道を車で走りながら
ちょっと前より
確実に日が短くなっているのを自覚した。
その時、
胸の奥にトゲが刺さったような
痛みを覚えた。
それは
寂しさと焦燥感がまざったような
なんとも悲しい気持ちで
しかも
そのトゲはなかなか抜けずに
私をしばらくしんみりさせる。
いや、
しんみりさせるのではない。
がっつりヒリヒリさせるのだ……。
ううう、胸が痛い!
*
夜、静かに
湯船につかっている時に
外から秋の虫の声が
聞こえてしまったりしたら
もうどうしようもなく
センチメンタルが過ぎて
やっぱり胸が痛くなり
悲しくなる。
子どもの頃から
いつもそう。
秋になるとこのトゲがやってくる。
一回刺さると
なかなか抜けない秋のトゲ。
*
さて。
「秋になると悲しくなる」
と検索してみたところ
気温が下がり日が短くなることで
幸福ホルモンである
セロトニンの分泌が鈍る、とか
秋から冬にかけて
生命の危機を覚える
動物としての本能だ、とか
そんな理由が
あることがわかった。
*
あらら、
もしかして自分は
感受性豊かで
アーティステックな人だから
そう強く感じちゃうのかな(ふふ)
と思い込んできたのに
違うのか。
全く恥ずかしいなぁ。
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