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謎のお酒ことラム酒

読みもの
「謎のお酒ことラム酒」

娘が図書館からかりてきた
シャーロックホームズの本を
見た夫が
私に聞いてきた。

「子どもの頃、
本の中にしか出てこない、
よく分からんけど
何だかすごそうなモノって
なかった??」

???

なぞなぞみたいな問いかけ。

夫曰く

子供には実態が全く分からないし
見たこともないけど

やたらと本の中に登場して

しかも

どうも大人の世界では
珍重されてるらしいような
そんな気配があって
ますます気になってしまうもの。

夫的にそれは

「ラム酒」と「かぎタバコ」
なのだという。

あー!!なるほど。
そういう事ね。

確かに
ウイスキーでもブランデーでもなく
ラム酒。

ラム酒ってなんやねん??って話ね。
自宅にはあまり無いかもしれない。

かぎたばこも
今までの人生で
一度も見たことがない。

けれども
夫が子どもの頃
一生懸命読んでいた

江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ
などには

大人のかっこいいアイテム的に
登場する。

なんやそれ???と
頭の中にいっぱいハテナを
作りながら

子どもの頃の夫が
読書していたんだな...
と想像したら
微笑ましかった。

さて

私にとっての「ラム酒」は
製菓用のうさぎさんの瓶である。

焼き菓子などに
ほんの少しだけたらす。

あの瓶を最後まで
使い切ったためしがないことや
封を開けたら漂う甘い香り

そんなことを思い出していた。



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