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継続できない女のダブルシュー

読みもの「継続できない女のダブルシュー」


コージーコーナーである。

食料品や日用品を買うモールの
一階にコージーコーナーがある。

そこに
まるでおとぎの国の二枚貝が
パカっと開いたような
シュークリームがある。

袋入りの方ではなく

クリームもりもり・パカっ、
の方である。

ビジュアル的には
最高にかわいい。
これぞ私の中のシュークリームである。

食べたいなと思いつつも

なんとなく
食べない理由はなく、
食べる理由もないまま

横目で眺めて数年が経った。

さて

からすのえんどう通信社は
noteで文章を書きつつ
同時にインスタグラムの投稿をしている。

https://www.instagram.com/karasuno.endo/

インスタのほうは
こちらで添付している画像をあげて
数行の言葉を添えているだけだ。


「アカウントよ、すくすく育て!」

そう念じても
そう簡単にフォロワーが増える
ものでもない。

あまり人目に触れない
ひそやかなアカウントは

投稿者をだんだんと不安にさせる。

自分の才覚がないが故に
人気が出ないのでは?

こんなことやっても意味がないのでは?

早急に結論づけたくなる
誘惑がやってくる。

今まで
インスタで何か表現しようとして
一体何回アカウントを作り、
そして静かに消しただろう。

しかし
今回の挑戦は
少なくとも開始100日は
毎日投稿しようと決めた。

夫と
大事な友人にはそのことを告げ

ほんのりと
ウォッチしてもらっているのが
非常に良かったのかもしれない。

今、1ヶ月続いた。

そしてちょうど昨日
フォロワーが100人になった。

パッと目を惹き、
たちまち人気になる
そんなアカウントではないかもしれない。

あり方も見せ方も
これからどんどん進化させねばならない
かもしれない。

でも

フォロワー100人って
なんて嬉しいんだろう。

お祝いに
コージーコーナーのWシューを
買ってこようと思う。

続けられない女の私だけど
なんとかこれからも
続けていけそうだ。

そもそも
コージーコーナーのWシューを
頭の片隅に置くことは
もう何年もできてるんだし。




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