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継続できない女のダブルシュー
読みもの「継続できない女のダブルシュー」
コージーコーナーである。
食料品や日用品を買うモールの
一階にコージーコーナーがある。
そこに
まるでおとぎの国の二枚貝が
パカっと開いたような
シュークリームがある。
袋入りの方ではなく
クリームもりもり・パカっ、
の方である。
ビジュアル的には
最高にかわいい。
これぞ私の中のシュークリームである。
食べたいなと思いつつも
なんとなく
食べない理由はなく、
食べる理由もないまま
横目で眺めて数年が経った。
*
さて
からすのえんどう通信社は
noteで文章を書きつつ
同時にインスタグラムの投稿をしている。
https://www.instagram.com/karasuno.endo/
インスタのほうは
こちらで添付している画像をあげて
数行の言葉を添えているだけだ。
「アカウントよ、すくすく育て!」
そう念じても
そう簡単にフォロワーが増える
ものでもない。
あまり人目に触れない
ひそやかなアカウントは
投稿者をだんだんと不安にさせる。
自分の才覚がないが故に
人気が出ないのでは?
こんなことやっても意味がないのでは?
と
早急に結論づけたくなる
誘惑がやってくる。
*
今まで
インスタで何か表現しようとして
一体何回アカウントを作り、
そして静かに消しただろう。
しかし
今回の挑戦は
少なくとも開始100日は
毎日投稿しようと決めた。
夫と
大事な友人にはそのことを告げ
ほんのりと
ウォッチしてもらっているのが
非常に良かったのかもしれない。
今、1ヶ月続いた。
そしてちょうど昨日
フォロワーが100人になった。
*
パッと目を惹き、
たちまち人気になる
そんなアカウントではないかもしれない。
あり方も見せ方も
これからどんどん進化させねばならない
かもしれない。
でも
フォロワー100人って
なんて嬉しいんだろう。
お祝いに
コージーコーナーのWシューを
買ってこようと思う。
続けられない女の私だけど
なんとかこれからも
続けていけそうだ。
そもそも
コージーコーナーのWシューを
頭の片隅に置くことは
もう何年もできてるんだし。