note休止中に片付けたこと(15年分の悩みを整理整頓)
ワタシのあらまし
大昔、
フォトグラファーに憧れて医療職から
クリエイティブ系を目指して方向転換した。
色々経た結果
今は
「特に突出したスキルがないおばさん」
ということだけベテランの領域に…
なんでもそこそこぼちぼちできるけど
どれもその道の一流ではない私。
(40代半ばパート主婦)
フォトショは使えるけどイラレは学習中。
アフターエフェクトもやってみたい。
ああ、しかし今はイラレ習得で精一杯。
デザインは簡単なことだけならお任せを。
フォトショでできる範囲のちょっとした
チラシやパンフならすぐできる。
無理やり大量の文章を添えてる時
早くインデザインを
やれるようにならななきゃ、と思う。
文章も書きたいし
以前トライしていた絵本作りも再開したい。
イラストエッセイとかも書きたい。
中途半端なスキルが散在
簡単なイラストなら描けるけど
例えば
ゲームキャラが描けるか?
繊細な線のWeb漫画が描けるか?
プロい背景が描けるか?と言われると
ごめんなさい。
ゆるキャラみたいなのしか描けないです。
*
写真もぼちぼち撮ることができる。
情緒たっぷり気味なスナップショット。
でも
私はカメラマンになりきれなかった。
初見の場所に行き、初見の人に会い
ガンガンコミュニケーションとって
表情やポーズを引き出していくような
撮影はなかなか辛くて
頑張りきれなかった。
物撮りはあまり興味がなく
そっちも仕事にできるほどやりきれなかった。
撮った後の編集、構成、レイアウトは得意。
小冊子とか作るの大好き。
*
なぜか今販促、コピーライティング、広報を
パートでやっている。SNS運用も任されてる。
特に苦はない。必要なものはすぐ作って出せる。
迷走と足を引っ張るこだわり
一つのことを成し遂げるだけでも
大変な世の中で
どれも中途半端に「触れただけ」の私は
ちゃんとしたスキルが必要な局面では
全く使えない人であると思う。
そら、デザイン会社に応募すれども
どこにも採用されんはずだ。
(実務経験なかったとしても
せめてイラレぐらい完璧じゃないと。
若くもないしフルタイムもできないなんて。)
*
やはり、この世の中は
やりたいことを
「お仕事レベルでちゃんとできます」と
言えるようにならないと
いけないのかもしれない。
だから頑張らなくちゃ、と
どれか一つだけに絞ろうとする。
そしてそれだけに注力して
「それ屋さん」になろうと頑張っていくと
「ちょっと…それしかやらないのは無理」
となってしまう。
私はそれ「だけ」が表現したいのではなくて
「それも含む包括的なアレ」が表現したい…
と心がしぼんでしまう。
表現者の心がしぼむと何が起こるか。
答えは、残念なことに……
「何も表現できなくなる」
うう、ひどいや姉さん。(カツオ口調で)
続かないのはダメ人間の証なのだろうか
おバカでトホホな
イラストエッセイブログを書くっていうのも
何回もやってみた。
描けるんです。全然。
ご好評もいただいたりして。
だけど
もっと心に突き刺さってチリリとするような
微妙で繊細な美しいものに
真剣にフォーカスした表現もしたい。
続けてるうちに
自分の心に嘘をついている感じになってくる。
そしてまた続かない。
*
これではいかん。
なんとかクリエイティブで
食っていけてる人にならねば。
そう焦ると見えてくるもの。
それは
SNSで手っ取り早く耳目を集めること。
それには
ネガティブや煽りを入れた、
あるいは全パクリ満載の
ライフハックみたいな
コンテンツを作ればいい。
しかし
私の中の「なんか」に反するので
そこは割り切ることができない。
指をくわえて見ていた時期もあるけれど
それはやっちゃダメと決めている。
一方で
真面目なものばかりやってると
もっと力を抜いたサラッとゆるいものが
表現したくなる。
わがままか。
「一途に一つごと」がやれないのは
けしからん。忍耐が足りん。
そうだろう。
そうでしょう。
そうだろうさ。
やりたいことが次々現れて
手をつけては引っ込めて
「それじゃない」とか言い出してしまう
残念な人。それが私。
⚫︎「仕事じゃなくて趣味でやれば?」
もっともです。ええ。私もそう感じています。
⚫︎「結果の伴わないアーティスト様」
残念ながら全くその通りです。
うう、ひどいや母さん
(渡る世間のえなりくん口調で)
どこを目指しているのか
いろんなことがやりたいのは
それは自分の中では
間違いなく
「一つの大きい何か」につながっていて
そのために必要なスキルだから
興味を持つのだけれど
スキルを絞って一つずつの道の
エキスパートになる感じではない。
大きな全体をふんわりとまとめたい。
総合編集者のように…
でも何か、そのような仕事が
身の回りにあるわけじゃない。
焦る。
やがて焦りを感じることも辛くなり
何も欲しくないふりをしている。
何も感じなくすれば辛くない。
(それってクリエイティブから
もっとも遠い生き方)
そんなこんなで
あちこちぶつかりながら
ふんわり「あんな感じ」としか表現できない
やりたいことの実態を
何度も何度も掴もうとしてきた。
*
途中何度も、挫折する。バイトする。
医療職に復帰したり、しなかったり。
小商いしてみたり、パート主婦に戻ったり。
何がやりたいことなのか
人に説明するのもままならないまま
なんと恐ろしいことに15年が過ぎた。
*
お金だって稼ぎたい。
全部諦めて
どっか正社員で復帰しようか、とか。
私が我慢すれば全部うまくいく、とか。
思うようになったりする。
子どもにお金がかかるし
将来に備えて私はちゃんとしないといけない。
夢ばかり見ていてはだめ!って
それ20年前に悩む内容か。
恥ずかしいけど
そんな「当たり前」が
ちゃんとできてない自分がいる。
*
依頼されたイラストを描く。
小遣い程度になるけども
「そこから何かが広がったり」なんかしない。
広がるもんか。
自分が一番欲しいものを
自分から取りに行っていないんだもの。
人生はとっくに折り返してるのに。
ギリギリで、ズタズタ。
誰も気づかない。
へこへこ笑ってる
田舎の、コミュ障の、取り柄もないおばさん。
その心の中は何年も
大きな嵐が吹き荒れ続けてる。
うーん。
Chu!キモくてごめん。
悩み続けて15年、もしかして見えてきた?!
でも
ここ一年ぐらいで
何度も目指そうとしているものの正体が
急に言語化できるようになってきた。
なんでかわからないけど。
年の功だろうか。
(遠慮がなくなってきたのか)
それは
「読みもの」を作りたいということ。
可愛くて心癒される
イラストや写真が載っていて。
心地よい物語や文章が添えられていて。
自由で豊富なトピック、
いろんな切り口の
コンテンツを含んでいて。
全体のトーンはやさしくて、
見る人の気持ちが
ふっとゆるんで癒されるような。
存在としては雑誌や新聞のようなものだけど
別に紙媒体じゃなくても良い。
ウェブでも良い。
自分だけで孤高にやります、
みたいなものではなくて
むしろ私は、
全体の構想を「絵コンテ状態」で
描いてるようなもんなので
ちゃんとやれる人、誰か助けてくださいと
いつも思ってる。
野望としては
まるで私のような、
表現の矛先がピンポイント過ぎたり、
逆に広過ぎたり
玉虫色だったりする隠れ表現者に
お仕事を発注できるようなね、
それが需要ある読み物になるような、
仕事としてちゃんと回るものを作りたい。
はて???
そうするためには
私は何をどうしたらいいんだ???
(全くわからないけどとにかく進む)
見えない時期は辛かったな。
見えたらあとは
あれこれ手を動かして試すしかない。(今ココ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?