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InDesignで小説同人誌をつくる ブック編
本文の設定も終わり、あとは編纂。複数のドキュメントをまとめる作業に入る。
ファイル>新規>ブック… でブックを作成する。ドキュメントの拡張子が「.indd」なのに対し、ブックファイルの拡張子は「.indb」。このときのブック名は、本のタイトルにしておくと後で便利。私は本のタイトルを最後の最後に決めるタイプなのだけど、こういうこともあるので先に決めておいたほうがなにかといいんだよな…。
ブックはドキュメントのように白紙のなにかが開くわけではなく、パネルのひとつとしてドキュメントを横断するイメージです。ブックが見つからないときはウィンドウのなかに格納されている。
これはFrom Heaven to Hellというブックのなかにそれぞれのドキュメントが入っている。パネル下部の+とーのボタンでドキュメントを追加削除し、それぞれのタイトルをドラッグして順番を変更する。すると勝手にページも表示し、ノンブルも変更してくれるのだ。すごい便利!
ブックにまとめておけば、このブックパネルから一括でプリフライトやPDFの書き出しを行ったりできるのでドキュメントが複数ある場合は必ずブックにまとめることをおすすめする。
ちなみに、目次を3ページから始めたい場合は目次のドキュメントを開き、ページパネルのサブメニューから「ページ番号とセクションの設定…」をクリック。
「ページ番号割り当てを開始:3」にする。目次のドキュメント以外は「自動ページ番号」のままにすること。
ブックはファイルや⌘+Sで保存できないので注意。パネル下部から保存する。
スタイルの統一
多くのドキュメントを扱っていると、どうしても段落スタイルなどの取りこぼしが出てくる。そんなときに、参照したいドキュメントのタイトルの左側をクリック。ファイルのアイコンが表示される。これは、このドキュメントがスタイルソースになりますよ〜、という印。
この状態でパネル下部の一番左の⇄アイコン「スタイルとスウォッチをスタイルソースと一致」をクリック