IMG_0936_-_コピー

noteをつける動機のようなもの

先日、役所の福祉課に行った。
生活保護の申請をするためだ。

しかし申請は下りなかった。
貯金が基準をわずかに上回っていたためだ。

役所からの帰り道、
なぜかふと、noteを書こうと思いついた。

そのときは見事な冬晴れの空で、
あまりに澄んだ大気のせいで、
ずっと耳鳴りがしていた。



私は今まで一度も正社員として仕事をしたことがない。
ずっと派遣やアルバイトで肉体労働をしてきた。
幸せだと思ったことはないが、それほど不幸せだとも思っていない。

友はいない。恋人もいない。
持ち家もないし、車もない。テレビもない。



死はもちろん何度も考えた。
しかし、今となってはそれも面倒に思う。
人は必ずいつか息絶える。急ぐことはない。



そんな男がnoteを書くのは場違いな気がする。


私は自分に自信がない。
世界からまったく必要とされていないように思う。

だが人間には、
“自分より不幸な人間によって慰められる”
という習性がある。

もし、このnoteが
誰かの慰めになることがあったのなら、
それだけで、
私の生にも何らかの価値があったと言えるかもしれない。

いいなと思ったら応援しよう!

烏田
ありがとう