アビシニアンのミックス : 時と場合と気分による

17年、16年半くらい一緒に生きた猫がいます。カリカリしか食べないのに、食事時は自分の席に座って顔を揃える子でした。話さないけど、会話はよく聞いていました。

持久力は低いですが、遊びに夢中になると、廊下の壁を蹴ってさらに天井近くまで自在に飛んでいました。天性のバネ。

彼は自意識が複雑で、家族に甘える姿を見られることを避けていました。

甘えたいし、少し見られても平気。放っておいて欲しいけど、TVの上で視線は独り占め。など、複雑な子でした。

ある日、ふと後ろを見ると、私から5cmくらい離れて、丸くなって寝ていました。

  1. 甘えたい

  2. 見られるのは恥ずかしい

  3. 後ろなら見えない

という、彼なりの工夫を感じで、そのままにしておきました。ほどよい距離って、ありますよね。相手によるし、その日によるという複雑さを、彼が教えてくれました。

いいなと思ったら応援しよう!

Trgr / カラストラガラ | モチベーションUP | フォロバ100
チップ感謝します。画像生成AIを学んでるので、その費用にさせて下さい。 新書を一冊読むことよりお得なnote目指してます。