マリナ油森国訪問記⑥
紅葉の葉が、大きな円を描いて舞っている。ネズミさんなら、空飛ぶ絨毯代わりにできそうだ。紅葉と一緒に、空を飛んでいたりしないかなと、ネズミさんの姿を探した。
noteの街にある、「国であり沼であり街でもあるどこか」にも、ハロウィンの季節が訪れた。思い思いの姿に変身をした子達が、お菓子を手に「 Trick or Treat」している。そんな様子を眺めつつ、"ネズミさん"こと、沼の主、マリナ油森さんが、幼稚園の頃のハロウィンの思い出を語り始める。
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noteの大きな図書館で、ネズミさんの小説を読むのにも慣れた。「同じテーマで小説を書こう」に参加した作品のキーワードは「憧れ」だろう。憧れで壁を作ったり、自分を縛ってしまう人が読んだら、元気が出るかもしれない。
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隙間からパサパサになったフライドチキンを差し出して上下に振る。
https://note.com/tonarinotororo/n/ncb9ad2cf5468
違った。この抱擁、ロマンチックなやつじゃねぇ。
https://note.com/tonarinotororo/n/nfc6345c55ac9
「第2回逆噴射小説大賞」に応募された作品は、ゾンビが出てきても、気持ち悪かったり怖かったり、しない。ナンセンス特盛りな感じが、素敵。
そうだ。ネズミさんは以前、ワイナリーでブドウとワインの話をなさっていた。そういえば、ネズミさんの作品に触れて「気持ち悪い」表現を見かけた記憶が無い。もしかしたら、ワインの飲みやすさと関係あるかもしれない。
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はい、すみません。真っ直ぐ見据える私の前で、彼は膝から崩れ落ちた。膝から崩れ落ちる、をリアルで見たのは初めてだ。
https://note.com/tonarinotororo/n/n7e7d8368c6cd
同じ小説でも、こちらは「頭の中から出てこない」感じを、とても上手く切り取っている。上記は小説。下記は小説とは別の記事。
どう?
noteしか読んだことがない、会ったこともない人に恋することってある?
https://note.com/tonarinotororo/n/n021a5af78634
この記事に様々な意見が集まり、集まった意見を集約していく流れが好き。「疑似恋愛」の下りも楽しい。
引用した小説に戻ると、片思いや恋と呼ぶには、私は引っかかる何かがある。目の前の人を見るのではなく、その人を自分の中のお話の材料に使ってしまうから、「頭の中から出てこない」感じがするのかもしれない。
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noteの街では、ラジオ番組を持つことも出来る。パーソナリティはあきらとさんとネズミさんの、note同期コンビだ。「最高でしょ?」の下り、めっちゃほのぼのする。
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・note珍百景
・呑みながら書きました
おびコレの企画に、上記2つで、ネズミさんが参加されている。
ある話題に関して、色んな人の声を集めることが出来るから、おのずと熱気や楽しさも集まる。リアルタイムでも楽しいし、後から振り返ると大事なアルバムみたいに感じられると思う。
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noteは、大きくて静かで広い海に繋がっている。
ネズミさんが「書かない・語らない」と決めたことはそのままに、喜びをそっと海へ返された。noteの浜辺は静かで、望めば誰もが一人でいられるくらい、広い。
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note酒場を、ネズミさんが全力で楽しまれている。
二つ名が増えたり、「マッチングアプリの権化」になったりされている。コミュ強を自覚している方が、本気を出すとどうなるのか、未読の方は記事で目撃なさって欲しい。
ていうか、情報量すごい。メモ無しでレポ書かれていそうな、ネズミさん強い。
当日の名刺に使われた「アイコン入りのQRコード」の作り方を紹介されているのも親切。
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「リレーエッセイ【あぁ、愛しのコンプレックス様】」に参加されて、ネズミさんがご自身の変化を自覚されている。
言い訳ですが、呑みながら書きました、note酒場とイベントが続いた結果、忘れておりました!!! (忘れてたんかい)
https://note.com/tonarinotororo/n/n1d34ab6ad0e7
あてもなくふらふら歩き出し、歩くこと自体を楽しんでいるうちに、足腰が強くなった気がする。足取りが軽くなり、速く遠く駆けることができる気がしてきた。
noteで見える景色が、始めたばかりの6月とはまったく異なることに、今さらながらびっくりする。
https://note.com/tonarinotororo/n/n9e883a4b5808
読んでいても、「景色の変化」は、きっとそうだろうと感じる。何がコンプレックスなのかも書かれているけれど、ネズミさんが何を取り戻したのか、大切にされているのかが一緒に書かれていて、嬉しい。
例えばインタビューで、何かを引き出す良い問いがある。このリレーエッセイ企画にも、そんな良さを感じる。
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外気温12℃、2時過ぎ、頭上には朧月夜。ネズミさん、ネズミさん、それは朝じゃなくて真夜中な気がする。なんか起きちゃった夜のnoteというのも、味わい深い。自販機の写真がいい。「あったか〜い」にいてほしいビジュアルの飲み物が、冷たいのも季節の変わり目ならでは。
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そっちが先に撃ったんだろう。
殺される気で、お前も撃ったんだろう。
私だって相討ちする覚悟で銃を撃ったんだからな、って。
https://note.com/tonarinotororo/n/n5ee5187897fd
ネズミさんちには「3人組」がいる。その中の、SP担当さんとお話し出来た気持ちになる記事。「銃」を獲得するまでのお話は、以前のお手紙で目にしている。銃口を他人に向けること自体が大問題だけど、撃っても撃ったことを他人に指摘されないと自覚出来ない人もいる。
撃たれたままでは困るし、指摘するのも手間だし、各自が「鏡」くらい持って欲しいと、思ってしまう。
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・ロキソニンのお話(疲労と風邪で、ご自宅で動けなくなった話)
・毎日更新をお休みするお知らせ(海外へのお引っ越しでお忙しかった頃)
・孤独死対策アプリのお話
ネズミさんの死生観・人生観と、エンジニアさんならではの記事だと感じた。
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チョコレートとマシュマロのとろけ具合、パンのカリカリ具合がたまらん。
https://note.com/tonarinotororo/n/n5f16b09ea118
おうちカフェの情報交換できる一角で、ネズミさんがオススメのおやつを紹介されている。たしかに、たまらん。
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手書きnoteへ参加されている。素敵なお手紙にもなっている。高校生の頃に買った便箋登場。物持ちがいい。とっておきの便箋なのかもしれないし、お手紙にもあるように、それくらい手書きの機会は減ったのかもしれない。手書きのnoteが掲載されているから、未読の方は、記事を訪ねてはいかがだろうか。
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「本棚をさらしあおう」参加エッセイは、旅の思い出が語られる。旅先から連れ帰るのもいいし、この記事もやがて、大切な旅の思い出になるのだろうと、私には思われた。
訪問先一覧
・つぶやき 2019/10/05 21:17
・美味しいものを食べて飲んでいっぱいお話ししたい 【第2回note酒場にむけて】
・つぶやき 2019/10/07 21:07
・つぶやき 2019/10/08 22:04
・第2回 note酒場 レポ note酒場珍百景(マリナ油森の日記)
・【作り方】アイコン入りのQRコード
・the BODY vs 最強女子
・わたしが引き金に指をかけるとき
・つぶやき 2019/10/13 05:32
・バトンを受け取りました(だいぶ前に)【あぁ、愛しのコンプレックス様】
・【小説】その理由、あなたにはもう分からないでしょうけれど
・本棚をさらしあおう 絵本に潜ませる旅の思い出
・迷子の迷子のキャリア迷子【リレーエッセイ⑪】 by マリナ油森
・おびコレ 【熱狂編】 no珍
・その距離を壊した手紙 同じテーマで小説を書こう
・【小説】終ワリノ電車ノ向コウガワ
・おびコレ 【熱狂編】 呑み書き
・旅先の早朝、いや深夜か、ベンチにて
・すすき
・失った友人との再会、頭の中にそっと鳴り響いた金色
・そういえば偶像に恋したことがない
・さては、みんな恋の話が大好きだな?
・コーヒーのお供 -疲れちゃってもうダメな日に作る罪なおやつ
・あきらとマリナ油森ラジオ企画【テキスト版】
・手書きnoteを書こう ペンの赴くままに書いてみました
・ワンオペ育児とロキソニン
・ハロウィン 30年前、香港にて
・【お知らせ】毎日更新は来春までおやすみします
・[アプリ開発ログ]孤独死対策アプリを作ろうと思ったわけ
編集後記
note酒場の熱気凄いですね。
noteを始めて数カ月で、見える景色が変わったと仰られているのも印象的です。旅慣れていること、コミュ強であること。noteの歩き方・使い方で、旅慣れていること・コミュ強であることを窺い知れることが、興味深いです。
それとゾンビ。ゾンビ映画も漫画も苦手なのですけど、マリナ油森さんが書かれる小説なら、私でも楽しめるので、続きお待ちしています。
それでは、また。
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