【投稿予告】ASMR・バイノーラル録音用マイク作成【DIY】

どうも。からし屋です

ご無沙汰しております。

以前投稿した、『4K Ultra HD Blu-ray をパソコンで再生しようとした話』の記事が3万ビュー間近になっていてびっくりしています。

僕の記事を参考にPCでUHDBDを再生してくれた人がいるのであれば、喜ばしいですね。

さて、久しぶりにnoteを開いて「また何か記事を書こうかな」と思い至り、今回の投稿となりました。

つぶやきだと文字数足りなかったので記事にはしてますが、内容はただの予定報告です。

ASMRとバイノーラルについての勉強がてら、書いていきますのでよろしければ最後までお付き合いください。


■はじめに■

今回やろうとしているのはASMR・バイノーラル音源録音用マイクの作成です。

とりあえずASMRやバイノーラルについてザックリ書いていきます。


◇ASMRとは◇

まずはASMRについてザックリといきます。

YouTubeなどでよく見かけますよね。

どういうものかと端的に言ってしまうと「聞いていて気持ちのいい音」です。

端的過ぎてもわかりにくいですが、例を挙げると「缶飲料を開ける『プシュッ』って音」だったり「川のせせらぎや鳥のさえずり」だったり「シンフォギアの大当たり音」も含まれるかもしれません。

要は聞いていてリラックスできたり脳汁たらして興奮するような音って感じですかね。
また、聞く人の趣味嗜好や一部性癖もリラックスや興奮につながるため、どの音がASMRとなるかは個人差があると思われます。

端的かつ個人の印象も含まれているため、きちんと知りたい人はご自身でお調べください。

また、昨今では録音環境の進化によって高解像度で録音や配布・配信されています。
その中で、「耳かき」や「耳元でのささやき」が人気を博してますね。
耳元コンテンツの流行が次に書くバイノーラルとつながるわけですね。


◇バイノーラルとは◇

ASMRといえばバイノーラルって考えの人もいるかと思います。

そもそもバイノーラルとはってところからザックリ行きましょう。

もともとは録音方法のひとつで、『物理的もしくは電子的に人間の耳が拾う音そのものを録音する』って感じでしょうか

ダミーヘッドといわれる人間の頭部模型(あるいは耳模型)を率いて、音源から鼓膜に届くまでの過程(空気伝達や耳の穴での反響)を録音した音源に反映させることによって、イヤホンで聞いた時にあたかもそこに居合わせたかのような臨場感が味わえるものらしいです。

目的としては7.1chサラウンドなどと近いものがありますね。
7.1チャンネルサラウンドなどは、人がいる空間を録音現場に近づけることで臨場感や迫力を出そうとしています。

それに対してバイノーラルは録音時点でリアルさを追求することによって、受け手側に最小の機材で臨場感を感じられる感じですかね。

また、7.1chは音による振動や空間全体を使う分迫力のある映画などに向いていて、バイノーラルは耳の穴での反響等が影響しやすい耳元での音に強いためASMRなどに向いているのかなと解釈しています。

ASMRとバイノーラルについてはこんなところですかね。
僕自身、書いてて「なるほどなぁ~」となっています。

■ASMR・バイノーラル録音環境について考える■

ASMRとバイノーラルについてざっと理解してところで、録音環境について書いていきます。

AmazonでASMR録音機材を調べてみると、バイノーラル録音用マイクが多く出てきますね。

代表的なものとしてはダミーヘッド系の『3Dio Free Space』やイヤホン型の『Roland CS-10EM』ですかね。ほかにもステレオで撮れるレコーダーなんかもありますが、今回はマイクに絞った話ですので割愛です。

まあ、ASMR自体は聞き手が興奮すれば高音質でバイノーラルである必要もなく、なんならモノラルでもいいって考えるとマイク自体これでなければダメってことはないです。

撮りたい音に合うマイクを用意するってのが機材選びの基本ですね。
バイノーラルじゃなくてただ高音質を求めるなら、いいマイクを使えばいいですし、バイノーラルっぽくしたいならマイク2本を使ってとるのもありだと思います。(その場合マイクの指向性などかかわってくると思いますが、その辺も割愛します)

ただ、どうしても人気ジャンルの影響は強く、「ASMRといえばバイノーラルで高音質があたりまえ」って認識もあったりするので、今回はそこをベースに話を進めていきます。

次にダミーヘッド系とイヤホン系の違いを考えましょう。

ダミーヘッド系の強みとしては鼓膜到達までのプロセスが拾えるというところでしょうか。耳の穴を通って鼓膜に到達するまでの反響やその他エフェクトまで拾えるため、これぞバイノーラルって音が取れると思います。
あと、耳かきができるのも一つの利点ですね。

イヤホン系の強みは録音場所を選ばないところですかね。
外で音を撮ろうとしたとき頭部模型を持って歩くよりはお手軽です。
もちろん、録音場所によってはルールを守って、必要であれば許可を取って、録音時にはモラルをもって録音しなければなりません。
また、普通にイヤホンとしても使えるってのもいい点ですね。
弱点というほどではないですが、マイクのケーブルが衣類などとこすれる音などを拾ってしまうこともあるそうなので、使うときは注意ですね。

とりあえず録音環境の話はこのくらいですましましょう。
オーディオデバイスやソフトウェアまでは知識もなく、またマイク製作にあまりかかわってこないので今回はなしです。

■自作マイクの目指すところ■

というわけで本題です。

今回ASMR・バイノーラル録音用のマイクを作ろうとしています。
なんで作るの?市販品じゃダメなの?という話と、
どういうマイクを作るの?ダミーヘッドなのイヤホン型なの?って話になりますね。
それぞれ書いていきます。

◇なぜ自作するのか◇

まず作ろうと思った動機からです。
ASMRについて興味を持って、録音機材を触ってみたいなというのが始まりでした。

いつも通りおすすめ機材を調べて、Amazonで物を眺めていましたが、ちょっと触ってみるって感覚でいうと完全に予算オーバーです。

そんなわけで自前のマイクや機材でどうにかならないものかと、ASMRやバイノーラルについて調べてました。
そんな中ふと「マイク作ってる人ならたくさんいるだろうし、バイノーラル用マイク作ってる人もいるんじゃね?」と思い調べてみると結構ヒット。

構造自体は結構シンプルなのでこれなら作れるし、久々に電気工作楽しむかって結論に至ったわけですね。

必要な道具は一通り持ってたので、とりあえず必要なパーツを注文して、届くのを待っているのが現状になります。

◇作るのはダミーヘッド?イヤホン型?◇

正直どっちでもいいし、なんならどっちも作ろうかなと考えているところです。
ダミーヘッドもイヤホン型も一長一短だったりするので、それなら両方作っちゃえよって話です。

一応参考にしようとしている記事ではイヤホン型を作っていました。
でも、考え方さえわかればダミーヘッドも作れるなぁと今のところ考えています。すんなりいくとは思いませんが、試行錯誤するのも自作の楽しみですね。

機構としては他人の記事を参考に作ります。機構といってもECMと呼ばれる音を電圧に変換するコンデンサとか抵抗とかを線につないでプラグにつないでマイクとして使えるものにするっていうところですね。電気・電子の勉強をしたのが10年以上前なので、回路とか自分で組むため勉強しなおすのも時間かかりますし。

そのマイクをASMR・バイノーラル音源を録音できるものにするところを試行錯誤しようと思っています。

特にダミーヘッドの方は少し凝りたいなと。
妄想の中だけで言えば人間の頭部にどこまで近づけられるかですね。
頭部の構造を考えた場合、皮膚・筋肉・骨格・髄液・脳などがあるわけで、それぞれの部位によって音の伝わり方も変わってきますし、それらがマイクを抑えている状態ってのが生身での頭部・鼓膜の位置になるのかなと考えています。
それぞれのパーツの音の伝達の仕方(速度や減衰)で材質を決めて、加工・組立すれば面白いかなって妄想中です。

まあ、正直そこまでやってすごい音が撮れるのかって考えると、微妙ですよね。
ただのくぐもった音になるだけの可能性もあります。
録音に与える影響も微々たるものになりそうなのと、費用対効果が壊滅的です。

とりあえずシリコン製のダミーの耳を使って簡易的にやってみようと思っています。

■さいごに■

今回はASMR・バイノーラル録音用マイク作成に向けてのお勉強と予定報告でした。

自分自身ASMRやバイノーラルについてあやふやな認識しか持たなかったので、良い機会になりました。

いいものができるかゴミができるかはわかりませんが、考えて挑戦して改善して楽しくやってみたいと思います。

マイク作成についての記事はマイク作成後になると思いますので、しばらくお待ちいただければなと思います。

良い結果が出るよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

それではまた

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