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夫婦の第一歩
こんばんは、からしんちの妻です。
このブログを読んでいただきありがとうございます。
結婚8年目の夫と保育園に通う娘2人の4人暮らし。
共働き夫婦ということもあり、「家事育児は2人で協力して行う」というのが私たち夫婦の共通意識です。
「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」「これはこうしてほしい」という意見を率直に話し合うタイプなので、何年もトライ&エラーを繰り返す中で、チームワークが高まってきた!という実感が持てるようになってきました。
一方で、意見を出し合うことで衝突が起きることもあります。原因の1つは「価値観の違い」によるものです。
娘たちが産まれるよりも前の話ですが、夫と2人暮らしを始めて間もない頃、些細なことで頻繁に喧嘩する時期がありました。(内容はしょうもないことばかりで思い出せないのですが..)
自分ルールで一人暮らしをしていた者同士がいきなり共同生活を始めるのですから、意見が食い違うこと自体はごく自然なことです。
はじめは軽い痴話喧嘩レベルなのですが、ヒートアップのトリガーとなる言い回しがありました。
「だって、私(俺)のやり方が普通じゃん」
言われた側は「いや、こっちの方が普通だよ!」と、ネットで自分の「普通」を主張するための情報を検索し始めます。
その頃の私たちに言ってあげたい。「普通」って何?と。
あなたにとっての普通は私にとっての普通じゃない、逆もしかり。
何度か同じパターンで喧嘩しそのことに気づいた私たちは、「普通」「当たり前」という言葉を使うことをやめました。
今思い返すと、それが私たち夫婦の第一歩だったんじゃないかなと思います。
自分の価値観を押し通そうとするのではなく、相手の価値観にも目を向けてみる。自分と違う価値観をもつ相手を認める、尊重する。
「あぁ、この人は自分とは違う人間なんだなあ」「こういう考えもあるんだなあ」ということに気づき認めることで、その後より深い夫婦関係が築いていけるのでは、と思います。
価値観の違いは、必ずしもマイナスなことばかりではありません。
違う観点を持った人間と協力することで、お互いの弱点を補いあうことができたり、自分と異なる意見に触れることでプラスの刺激を受けたりと、むしろメリットもたくさんあると思います。
夫婦も元は他人。結婚8年目の今でも、「私たち、思っていたよりも価値観が違うよね」という新たな発見は尽きません。徐々にすり合わせていける部分もあれば、お互い曲げられない部分もあるでしょう。
これからも私たちなりに、夫婦のあり方を模索していければと思います。