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難関大学合格者の「公文」答え合せ

これまでの答え合わせさんの中にも数多くいた「公文」経験者。
難関大学合格者が「公文」をどう答え合せしているか、気になったので
ちょっと調べてみました。

1.公文経験者の割合

30人の答え合わせ中、なんと11人!!
すぐ辞めた人もいますが、これはなかなかの数字ですね。

2.公文経験者の評価

11人の中で、公文の学習貢献度について
「低かった」と回答した人は4人
「中程度だった」と回答した人は1人
「高かった」と回答した人は6人
微妙なところですが、全体としては
「難関大学合格者は公文は学力醸成に有効だと考えた」と言えそうです。

3.経験時期

11人全体では、
開始年齢の平均は5.8歳、平均終了年齢は9歳、平均期間は3.2年です。

「公文の学習貢献度」の評価別で言うと、
「低かった」と回答した人の
平均開始年齢は7歳、平均終了年齢は7.25歳、平均期間は0.25年
全体平均と比べると開始年齢が少し遅いですね。
0.25年=3カ月で辞めることを決めた決断力の早さは流石といったところですかね。

続いて、「高かった」と回答した人の
平均開始年齢は5歳、平均終了年齢は10.5歳、平均期間は5.5年
ここから導けるのは
「公文は早く始めた方がいい」ということ、そして
「継続は力なり」ということでしょうか。

4.賛否両論

賛成、反対、メリット、デメリットのコメントをまとめてみました。

<賛成意見>

#1 カラシカシ
数学が確固たる得意科目になり、勉強への自信につながった。

#2   tama
算数については公文式でかなり飛び級(小2時点で小5範囲)していたこと、学校の授業は余裕をもって対応できました。 

#4 マッサン
読書と公文式で培った理解力は、最も大切な基礎学力になったと思います。公文式の国語を通して読解力を培った事が、その後の全ての勉強の基礎学力になったと思います。公文式の算数を通して、計算速度が速かった事も中学入試には有利でした。

#15 メイ
公文のおかげで暗算が速く、そろばんで計算するよりも先に答えを出せてしまっていたので、そろばん教育がイマイチ身につかなかった感じです。公文の国語教材で出てきた本を色々と読んでいたので、漢字の書き取りや読解も含め、国語の勉強で困ることはほとんどありませんでした。

#17 Momo
公文で先取り学習できていたので、学校の授業でつまずくことはありませんでした。

#30 ピョン
公文をゲーム感覚で進めており、小学校3年くらいで中学生3年まで終わっていた気がする。公文が勉強のベースになったので、書くことによる反復・暗記が習得の中心になった公文が自分の基本的な勉強スタイルを決定づけたと、これを書きながら改めて思いました。公文で自力学習でかなり進めるくらいの自力があることを認識できていた点。

<個人的見解>
自学自習のスタイルの確立、そして計算力を磨けること、先取学習による勉強への自信の獲得、ここら辺が大きいみたいですね。

<反対意見>
#1 カラシカシ
数学=計算と捉えてしまった節があった。

#4 マッサン
一方、幼少の頃にさせられていた公文式では、間違うと怒られ、毎日のノルマを全問正解するまで何度も反復させられました。それがトラウマになり、間違う事に対する恐怖感があり、ストレス耐性が低かったです。公文式を離れても体に染み付いた習性から逃れられず、勉強を始めても間違えたら中座する事も多かったし、次に進まないので要領も悪かったです。

#7 みちともパパ
その中で長続きしなかったのは公文。理由は先生の方針。先に進む快感を感じたかったのに、ケアレスミスがあるから枚数増やして復習しようという、いま考えても最もモチベーション上がらない訓練を受けていて、颯爽とやめました。

#10 はだかの大将
公文に関しては、ほとんど記憶がなく、初日に、先生に挨拶をするときに
メンチを切りながら「“●●(名前)じゃ”」と挨拶をして、親が震えたそうです。なので、その後、行かなくなってすぐにやめちゃいました。空気が合わなかったのかもしれません。

#11 JO
公文式は、確か、母親に「算数教育や英語教育を早期に受けさせた方が良い」との意向があったからだったと思います。ただ元々、あまり通いたくはなかったので、公文式はそこまで長くは続きませんでした。

<個人的見解>
合う合わないというのが大きそうですよね。ポジティブな意見に比べてふんわりとした理由が多いという印象。

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