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応答せよ1988が泣ける


韓国に最初に興味を持つきっかけになったのが韓国ドラマであるにも関わらず(最初は中学生の時に見た「チャングムの誓い」)、周りの韓国好きの人達に比べて、見たことのある韓国ドラマの数が極端に少ない私ですが、韓国に来てから約9か月もの間、少しずつ見ていたドラマがあります。

タイトルは「응답하라1988(応答せよ1988)」。韓国の人達はこのドラマを省略して「응8(ウンパル)」と呼びます。

この“応答せよ”シリーズは、1997、1994、1988と、時代別に3作品あり、韓国ではお馴染の人気作品。私はその中で最もドラマの時代背景が古い1988を見ました。

男の子4人と女の子1人の幼馴染と、その兄弟と家族、友達の物語。「恋愛」と「家族や友達の話」が半々ぐらいかな?これがもうとにかく泣けて、人生で見たドラマの中で一番泣きました。(本当に泣きすぎて頭痛になるくらい…笑)

特に留学で、韓国で一人で生活しているからか自分に重なる部分もところどころあったりするので、何度も涙腺が崩壊しました。世のお母さんたちが見たら涙なしでは見れないんじゃないかという作品です。



ドラマの見どころ① 昔の韓国を知れる

ストーリーも面白いですが、当時の韓国の様子を知ることができるのも一つの楽しみ。例えば韓国に実際あるスナック菓子も、袋のデザインが今とは違ったり、お酒のラベルが違ったり、音楽も全く聞き覚えのないものばかり……

1988年に私はまだ生まれていないわけですが、携帯電話もなく過ごしていたその時代に少し憧れを抱いてしまうところもあります。

あとは韓国の高校生活や結婚式、お葬式、食事、配達などなどの文化が一つ一つ垣間見れたりします。


ドラマの見どころ② 韓国の方言が聞ける

舞台はソウルなのですが、出てくる子供たちの親世代はバリバリの方言で、それはもうすごいです(笑) 私は字幕なしで見ているので、毎回理解するのに必死なのに、そのうえ方言のクセがすごすぎて……(笑) ただこの方言からもなんだか人情味が伝わってきますし、韓国の方言を楽しむには良いと思います。


ドラマの見どころ③ 幼馴染の恋の行方

これは最後まで見ないと分からないストーリーになっているので、ぜひ「一体どうなるんだ…!?」という気持ちで見続けてほしいと思います。また、主人公の女の子だけでなく、色んな人の恋愛が描かれているので、そちらも注目。


ドラマの見どころ④ ぴったりなOST

※OSTとはオリジナルサウンドトラックの略

こちらのドラマのOSTは素敵なものばかりで、このドラマが泣けるポイントの一つが、ドラマの雰囲気にピッタリな音楽です。少し哀愁のある曲が多く、私は今日ちょうどこのドラマを全て見終わったところなのですが、しばらくはこのOSTをリピートしながら今年の秋を過ごしていくと思います(笑)


ドラマの見どころ⑤ 登場人物の魅力

このドラマ、なぜ泣けるかというと、出てくる人がみんな良い人ばかりなんです。とはいっても優しさが前面に出ているというわけでもなく、ドラマでは喧嘩や言い合いのシーンもしょっちゅう出てきたりするのですが(笑)、みんな実は本当に優しく繊細な心をもっていて、その優しさが垣間見える瞬間がたくさんあります。そんなシーンを見るたびに、家族や友達や自分の周りにいた人達に会いたくなります。


いま親元を離れている人や結婚前後の人が見たらもう涙腺崩壊を覚悟したほうがいいかもしれませんが(笑)、このドラマ、ストーリー展開は地味ではありますが本当におすすめです。第1話から最終話までがかなり長いので途中で飽きるかもしれませんが……ぜひともおすすめしたいです。


そして他の漫画を読んでいた時もよく思っていたけど、幼馴染という存在に憧れる…




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