野球観戦体験記 @釜山
初めて更新が遅れて多少へこみ、反省しているからしですこんにちは。
さて更新が遅れた理由は、朝から予定があり、そのあとは昼から夜遅くまで友達と遊んでいたという言い訳もできないしょーもない理由なのですが、何をしていたかというと、念願のプロ野球を観に行ってきました。
野球観戦は、韓国でやりたいことリストの上位に入っていたもので(一番行きたかったサッカー観戦は達成済み)、特に釜山は野球の応援が有名との話を聞き、前から興味をもっていました。
釜山の野球チームは、ロッテジャイアンツという名前なのですが、ロッテといい、ジャイアンツといい、日本でも馴染みのあるネーミングなのでなんだか愛着も湧いてきて、ロッテジャイアンツファンの韓国人の友達に連れて行ってもらいました。
席によって値段が違うのですが、人生で一度しかないかもしれない韓国での野球観戦、どうせなら応援が一番楽しい席がいい!と思い、(恐らく)一番高い2万ウォン(約2,000円)のチケットを購入。
これが正解で、本当にファンになったかのような気分で応援できました。
全く詳しくないですが、日本でも何回かプロ野球リーグを観に行ったことがあるので、文化の違いを色々と体験できて面白かったです。
例えば、日本では野球といえば、全力の笑顔でビールなどを売る、可愛い売り子さんたちが活躍しますが、韓国では、会場内でビールを売る人はいるものの、ただ「ビール」と書いてあるボードをもって、真顔で静かに席を巡回しているのみ。男性も女性もいましたが、人数も少なく2人くらいしか見ませんでした。
ただ、応援団がすごく活発で、綺麗なチアリーディングのお姉さんたちが客席の前の方で応援歌に合わせてダンスを踊ったり、リーダー的な存在のおじさんがマイクで盛り上げたりと、まるでライブのような感じでした。
日本のプロ野球だとチアリーディングはグラウンドで踊っているイメージがあるのですが、韓国では、客席のほうでパフォーマンスしていたのでそこも何だか新鮮でした。
ちなみに、攻守が切り替わる度に、このチアリーディングのお姉さんたちが毎回、アイドルの曲に合わせてダンスを披露していたのもびっくり。しかも最新の曲まで含まれていたので、相当バリエーションがありそうな感じでした。
KPOP好きには嬉しかったし、このお姉さんたちがアイドル並みに可愛かったので惚れ惚れと見ながら、横目で同時にお姉さんたちを熱心に一眼レフにおさめるオジサマたちを観察していました。
ちなみに、このようなチアリーディングを経て、芸能界デビューした方もいるようです。
あとは驚いたのが応援の仕方。
試合の後半でオレンジ色のビニール袋が配られて、ああゴミを捨てるためのものなのかなと思いきや、友達からかぶるものだよ!と教えられびっくり。
(↑韓国観光公社のTwitterから写真をお借りしました)
このように袋に空気を入れて、結び目の部分を耳にかけて、帽子のように頭にかけるのですが、中には可愛らしくリボンを作って頭につけている人もいました。
いやー、ビニール袋をかぶったのなんて人生で初めてだけど(笑)、応援グッズが何かしら欲しかったものの高くて断念した身としては嬉しかったし、後でゴミを捨てる時に使えるので、合理的な方法だなと思いました。
そして、地味に興味があったのがスタジアムグルメ。
野球観戦といえば、チメク(チキンとビール)が定番らしいのですが、昨日は昼食後に観戦したということでお腹が空いていなかったので、友達が買ったイカを分けてもらいました。
この右側の紙コップに入っているものがイカです。
釜山に来てから思うのが、韓国の人達って本当にイカが好きだなということ(笑)
映画館でもイカを食べるのが定番ですし、野球場でもイカを食べる習慣があることに驚きました。バター風味で美味しかったです。
もう一つ面白かったのですが、セーフなのかアウトなのか際どい時のビデオジャッジの際に流れた音楽が「名探偵コナン」のテーマソングだったこと。
センスある…!
あとは釜山のチームということで、応援歌にも方言が入っていて、そういう点も面白かったです。
残念なことにロッテジャイアンツは現在プロ野球リーグで最下位で、昨日の試合も負けてしまい、周りのファンの方々も色んな不平不満を言っていましたが(笑)、そんな姿も含めて、全てのことが私にとっては興味深く、こういう経験ができてよかったです。
連れて行ってくれた友達に感謝!
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