ベトナムの田舎の披露宴
職場のベトナム人の同僚の結婚式に参加してきました。
ベトナムでは結婚式は3回あり、男性の家と女性の家でそれぞれ1回ずつ式を行い、最終日に披露宴が行われます。
今回はその披露宴に参加してきました。
今回の披露宴会場は結婚式場ではなく村で行事があるときに使われる多目的スペース?のような場所を式場にしていました。
ベトナムの披露宴は何度か参加したことがありますが、大体ホテルや専門の式場で行われます。今回は小さな村の結婚式ということで外にテントを張ったスタイルの式場でした。
ご祝儀を準備するのですが、私の地域では同僚や友達は30万ドン(1800円くらい)、親しい友人は 50万ドン( 3000円くらい)、家族等はお金以外に金のネックレスや指輪などをプレゼントするそうです。
招待客は日本に比べて間口が広いです。家族、同僚、友達から始まり近所の人、近所の人の友達、友達の友達など。人が多ければ賑やかで楽しいという感覚なので誰でもOKな気がしています。(実際のところは招待客にも何か決まりがあるのかもしれません。)
披露宴では新郎新婦のケーキ入刀や撮影会をみんなで参加者が見守ることはなくそれぞれの卓で出される食事やお酒を食べるという感じです。
食事はコース形式でいろいろ出ますが、必ず出るものが Bành hỏi
この料理は米粉の麺で今回は豚肉でしたが、さまざまな肉を巻いて食べるものです。ベトナムではお馴染みのヌックマム(魚醤)につけて食べます。
冠婚葬祭の際によく食べられる料理だそうです。
食事をしながらのど自慢大会が始まります。歌を歌ったり、踊ったりみんなで幸せを分かち合うのがベトナムの結婚式のスタイルです。
披露宴は大体1時間くらいでさっと解散します。ダラダラと長引かないのがベトナムのいいところです。
今回でベトナムの披露宴に参加するのは10回目くらいでしたが、時々仕事のお昼休みに参加することもあり、カルチャーショックを受けました。
今回の披露宴のコース料理の写真を撮り忘れたので最後に今までいった結婚式で食べた料理の写真を載せておきます。
ベトナムの披露宴に参加する機会があればぜひ参加してみてください。