見出し画像

独学や我流が非効率なのは正しいが、それを言う人には注意が必要

SNSで見かける言葉に「独学や我流はやめるべき」というものがあります。
この言葉自体は正しいですが、言っている人間によってはその後のアクションが異なるので要注意です。


「独学や我流は非効率」は正しい

まず「独学や我流は非効率」と言う意見は正しいです。
というより正しくなければ、先人から学ぶ教育という概念を否定することになってしまいます。

ブログでもプログラミングでも、何かを学ぶとき、当然ですが事前知識はありません。
そして事前知識が無い状態で学ぶ場合は色々と手探りで学ぶことになります。

✓教材選び
✓教材の中の学習する単元選び
✓理解したかどうかのチェック
✓使ってみる実践
✓うまくいかない場合の振り返り

これを全て一人で手探りで行うことになります。
教材を間違ったり、不必要な単元まで学んだり、理解していないのに実践して失敗したけど原因が掴めなかったり、色々と遠回りが発生します。
このように独学は非効率です。

経験者に教えてもらうほうが効率的

独学は非効率なので、経験者に教えてもらうほうが効率的です。

最大のメリットは正解の実践を見せてもらえることです。
「百聞は一見にしかず」というように、人間は本を読んだり耳で聞くよりも、実物を見たほうが圧倒的に理解が早いものです。

《「漢書」趙充国伝から》人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。

https://kotobank.jp/word/%E7%99%BE%E8%81%9E%E3%81%AF%E4%B8%80%E8%A6%8B%E3%81%AB%E5%A6%82%E3%81%8B%E3%81%9A-612782

さらに言えば、経験者は自分がかつて経験したことなので初心者のつまづきポイントがわかっている(こともあります)。
なので失敗しながら進んでは戻って…と繰り返すよりも、経験者に師事して失敗しやすいポイントを教わりながら正解ルートを辿るほうが早いです。

「独学や我流が非効率」という人に注意する理由

では何故冒頭で「独学や我流が非効率」という人に注意しなければいけないと書いたのか。
それはインターネット上には経験者を騙って初心者からお金を取ろうとする偽物が多くいるからです。

学校教育から外の世界に出ると、自由度が高くなる代わりに国の管理レベルも下がります。

学校教育の◯◯年間では△△を教えなければならない

このようなルールが、学校の外の世界では取り払われます。
故に「教えてあげる」と言う「経験者」のレベルもピンキリです。

そして両者が同じことを言います。

「独学」や「我流」は効率が悪いからオススメしない!
自己流は事故る!

意味は正しいですが、レベルの低い「自称経験者」が言う場合は自分にお金を払って欲しいだけのポジショントークとなります。

自己流は非効率だが
情報商材屋の自己流否定はポジショントーク

本物か偽物か判別するために評判だけ見るのも危ない

偽物を見分けるために評判を調べれば良いのではないか

こう思う方もいると思いますが、評判だけを見て信じてしまうのも危険です。

なぜなら「報酬で歪められた評判」が世の中には存在するからです。
感想や評判を述べている人が、自称経験者と利害関係にある場合、評価は信用できません。

以下のような状況で書かれた感想や評価は信用に値しません。

✓アフィリエイト報酬のために良い評判を流す
✓有料データをタダで貰ったのでいい評判を書く

不自然に評価の高いパターン
不自然に評価の高いパターンはサクラだったりする例

本当の評価内容を知りたければ、自分に嘘をつかないリアル知人に感想を聞くか、実際に指導を受けた人の前後の変化を見定めると良いでしょう。

まとめ

今回は「独学や我流が非効率」と言う人には注意が必要な理由について説明しました。

ポイントは以下の通りです。

✓独学や我流が非効率なのはその通り
✓ただし世の中には経験者を騙る偽物が多く存在する
✓偽物が「独学は非効率」と言うときは自分に指導料を払わせたい場合
✓本物化どうか確かめるにはリアル知人の評価、または指導を受けた人の変化があるかどうかを見るべし

TwitterなどSNS上には「凄そうな雰囲気をした偽物」が多数存在するので、彼らのポジショントークに騙されないように「発言の意図」を常に意識するのが良いかと思います。

「本物の経験者いるかどうかわからない」「自分の知り合いには経験者がいない」というのであれば、交流を広げつつ経験者情報を探しながらまずは独学で進めてみるというのもひとつの安全な手段かもしれません。


怪しい商材の見分け方については↓コチラにも詳しく書いてありますので、見てみると良いかもしれません。


いいなと思ったら応援しよう!