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新型コロナ感染中に見た悲しい夢

年明け、息子は部活の新人戦のレギュラーに選ばれ、日々練習を頑張っていました。

そしていよいよ明日が大会という日の夜、私は不思議な夢を見ました。

夢の中では私と息子は、猛吹雪の雪山を登っていて、次々に現れる氷の壁を2人で笑いながら乗り越えていました。

私はインフルエンザなど体調を崩す前は必ず「雪山」の夢を見るので、息子を大会に送り出したあと、「もしかしたらこの大会で、何か大きな病気をもらって来るかもしれないな…」と思いましたが、予感は的中しました。

大会が終了した次の日に息子は「喉が痛い」と言い出したので、慌てて病院に連れて行き、検査した結果「新型コロナウイルス陽性」と診断されました。

息子に続いて私も熱を出し、検査の結果は「陽性」だったので、夫と娘に家事を任せて、4日ほど息子と和室に布団を並べひたすら寝ていました。

ひたすら寝ている4日間で、繰り返し同じ夢を見ました。

夢の中で私は泣きながら、息子が小学生時代お世話になったクラブチームの監督たちと話していました。

「息子が1年生でひとりだけレギュラーに選ばれたんです!」

「試合に出て得点を取りました!」

「無名の高校ですが、4位に入りシードを取ることもできました!」

監督、コーチたちは「○○(息子の名前)よく頑張ったね」と息子の活躍を我が子のことのように喜んでくれました。

夢から覚める度に熱は下がって行きました。

「クラブチームの監督たちと話す夢」を見た理由を私は分かっていました。

私は息子が頑張っている姿を誰かに認めてもらいたかったんです。

息子は中学生ではバスケ部に入っていましたが、なかなかレギュラーを取ることができませんでした。

練習を休まず頑張っていても、サボっている経験者がレギュラーに選ばれて何度も悔しい思いをしていました。

ようやくユニフォームが貰えるかも?と期待していた最後の大会は新型コロナによって大会自体が中止となり…バスケ部自体が嫌な思い出となり終わってしまいました。

高校に入学して、念願のバレー部に入部して、息子以外の1年生が全員中学時代の経験者でしたが、息子は小学生時代のクラブチームで教わったことを思い出しながら練習を頑張りました。

クラブチームには小学2年生から6年生まで通っていましたが、息子の通っていた中学ではバレー部自体がなかったのでバスケ部に入り、そのまま3年間近くブランクが空いている、そんな状態でしたが少しづつバレーの「感」を取り戻して行きました。

幸いにして、高校の顧問の先生は「頑張っている子」をちゃんと評価してくださいました。

そして今年に入ってようやくもらえたユニフォーム、初めて活躍することができた公式戦でした。

私は頑張っている息子を家族以外の誰かに認めてもらいたかった。

そんな気持ちがあったから、泣きながら息子の活躍を監督たちに話す、そんな夢を見たんだと思います。

多方面からバッシングが来ることを100も承知で書きますが、私と息子は試合に出ることでコロナに感染してしまいましたが、大会に出場させたこと自体は少しも後悔していません。

「本当は中学3年生の息子も試合に出させてあげたかった」そんなことを何度も考えた高熱期間でした。

最後になりますが、軽い風邪と揶揄されるオミクロン株ですが、体力のある息子の回復はとても早く、症状が完全に治まるまで4日間でしたが(10日間は家から出てはダメなので今はリモート授業を受けてます)

私は発熱後6日経つのにまだ37度5分ほどの微熱が続いている状態です。

食欲も3分の1しか戻っておらず、体力も全く戻りません。

オミクロン株は私にとっては軽い風邪なんかではなく、かなり重いインフルエンザに近い症状でした。

体力がない人が悪化させたら危険なことは間違いありません。

幸いにも、病院からいただいた薬は私も息子もとても良く効いたので、少しでも疑いがあったらすぐ病院で検査を受けて安静にして下さいね。


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