宝塚歌劇の殿堂 チケット
宝塚歌劇の殿堂のチケットが綺麗だったので分解です。
注目ポイント
1フォントサイズ
タイトル部分のひらがなに注目です。
左右の漢字の2/3の大きさになって居ます。そのおかげで、左右の幅が広がらず視覚的にもまとまって見えます。
ひらがなは比較的丸みを帯びて居ますので、漢字の間に並べると間延びした印象になりがちですが、フォントサイズを小さくする事で間延びせずに並べることができます。
また、白色部分の注意書きや()書きは全て同じフォントサイズで統一されているので、纏まって見ることができます。
2文字の寄せ方
右側は左寄せで統一。
青背景の部分は上2段は中央寄せ、最後の段は左端の文字は中央寄せ、その横は左寄せになって居ます。
1番下の部分はおそらく中央寄せかな??
この文字の寄せ方が絶妙で、左寄せにする事で、時間や内容を見やすくして居ます。
例えば各階の内容のコーナー、右寄せだと何階なのかという情報が、揃わず、分かりづらくなります。
この内容の横大劇場内という記載が中央寄せなのが絶妙で、右の文章と合わせて大劇場内の2階と3階に展示がありますよという意味を示すことができます。
3高さの話
タイトルの英字部分と右側の入館料の横のラインがぴったり揃って居ます。なので、視線を横にずらした時に引っかからず、受け入れることができるわけです。
逆に3階の内容の行は休館日とお問い合わせの間にあります。従ってそのまま視線を動かすと休館日とお問い合わせの項目が目に入ります。
そんなところでしょうか。
あとは大階段の線にテキストの直線ができる限り合わせられているとか、縦方向のラインで青と白の境界線の延長は発売後〜の前の※の終わりの位置で揃っているとかですかね。
文字の高さ、フォントサイズ、位置。
重要だけどめんどくさくなりがちなポイントなので、ここを気をつけると意外とプロがやったっぽく見えるのでは……とか思ってまーす。