🌧 雨 合 間 の 神 社 ⛩
昨日の関東は、天候が荒れており、しとしと降り続ける雨の中
いつもの洋食店でハンバーグをたんまり頬張り店を後にする
雨上がり、というか雨の合間に帰り足にて熊野神社へと寄ってみる
もっとも、この熊野神社は普段から鳥居だけならよく見ているが
参拝そのものは、ごくたまにのみ
しかし、今日その雨合間の表情、何ともいつもと違う表情を醸し出しているではないか
雨の日の、どこかしら纏わりつきそうな息吹を浴びるのも悪くない
湿気のためか、樹木より生命の呼吸音が伝わってくる
ふと、視界に入る鳥居の横顔、正面も良いがこの面もまた見心地よし
雨水に濡れし鳥居の美しさ、この天候にしか味わえぬ
階段を登るたびにのしかかる、雨の重みこれまたありがたく感じる
狛犬の台座には散った桜の花梗が転がり寝ているではないか
二つ目の鳥居に着く
もう拝殿は目の前である
御祭神は「家都美御子大神」となる
普段より写真を撮らせていただいているので
少し奮発をして百円玉を放り込んで、祈る
までは、良かったのだが祈る内容は特に考えていない
ゆっくりと目をつぶりながら静かな気持ちで、一分間ほど手を合わせただけだが、それだけで澄んだ空気と一緒になったような気がした
それにしても、この木造の名称は何というのだろうか?
雨天により参拝客が少ないからか、もう少しゆっくりしていってよ、のような雰囲気を感じる
普段は何気なく視界に入るだけの緑だが
その日は濡れた葉の神妙な面持ちが印象に残る
以上、昨日の出来事の日記ではあるのだが、小説練習風な文章にて記したり
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