ば っ た ば っ た ば っ た
月日の流れは早いもので、もう十月二日である。
夜になれば鈴虫たちの歌声も鳴り響き、時期としては秋の半ばに入るころだ。
一時期は肌寒かったが、今日は太陽が蒸し暑く、まるで夏に戻ったようだ。
そんな陽気のなか歩きなれた道をいつも通りに歩いていた。
言うまでもなく目的地はビッグボーイ。
カレーとゴハンが食べ放題の皆大好きビッグボーイ。
暑い中信号が青く変わるのを待ってから横断歩道を渡っていく。
まっすぐ一直線になった通路を渡っていく、その横には夏のような日差しを反射したススキが風になびいている。
景色は秋だが陽気は夏。そんな何とも言えない空間を今日もすすんでいく。
長い通路もそろそろ終盤である。
じゅうじゅうに熱く焼けたチキンステーキまでもう少しである。
ソースはガーリックにして、おろしニンニクものっけちゃえ。
ゴハンはもちろんターメリックライスだ!
そう考えている間もさんさんとした陽光はアスファルトからも眩しく反射している。
ふと小さく黄緑の物体が足元の近くに飛んできた。
最初は小さい葉っぱでも風に吹かれ転がってきたのだろうと思った。
しかしその飛びかたは一直線で縦に弧を描き着地していた。
もしかしたらと気づき足を止める。
バ ッ タ
それは葉や草に似せた保護色で小学生に人気の夏の昆虫である。
バッタ自体はよくいる昆虫だが、十月入りたてなのにいるという点においては珍しい。
私は思わずスマートフォンを取り出した。
素早くカメラアプリを起動し撮っていく。
バッタは逃げなかった。
普通は逃げるが日光で熱くなったアスファルトの上に堂々と君臨していた。
パシャ!
取りあえず一枚は撮れた。
ただ、このバッタは小さい。子供なのかは知らないが。
さらに近づいてもう一枚。
パシャ!
うーむ、もう一息大きさが欲しい。
パシャ!
三枚目は至近距離での撮影である。
バッタはそのまま突っ立っていた。
撮りおえた後はそのままビッグボーイに直進した。
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とまあエッセイ風文章の練習はここまでとし、今日はバッタ🦗の写真が撮れました。
もう十月二日ですよ十月二日。
秋も半ばに入りころなのに夏のように暑いですね〜。
そんな中
道 バ ッ タ で バ ッ タ に バ ッ タ り 会 い ま し た
ハッハッハッ!
おもしれー🤣
……
……
……
( 寒っ! ボソッ … )
……
すんません、一度いってみたかっただけです orz
とりあえずの1枚目
小さいバッタなので近づいての2枚目
さらに近づいて3枚目
これ、かなりの至近距離だけど上手いこと逃げなかったです。
note に載ってその勇姿を見てもらいたかったんでしょうね〜🦗
【辛島信芳の著書】
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