KDPセレクト自動更新を外す場合の注意事項
はじめに
※ 本記事について筆者は一切の責任を負いません、自己責任でお願いします。
KDPセレクト(アマゾン独占販売)だと、ロイヤリティが 70% になるなど多くのメリットがあります。
ただし【アマゾン独占販売】なので、他のプラットフォーム(楽天KWLなど)での販売は不可となります。
( ※ 詳細はKDPヘルプトピックの「KDP セレクト」の独占販売を参照してください )
いままでKDPセレクトを選択してきたけど、他でも販売したいというときは、自動更新を外す必要が出てきます。
KDPセレクト自動更新を外す
Pythonをおぼえたら標準ライブラリを使ってみよう
のKDPセレクト更新タイミングがきたので、これを更新しないものとします。
該当書籍の […]ボタン - KDP セレクト情報 を選択
これが 8/12 14時ぐらい
終了日:8月 11, 2020 PDT
表示については時期にもよりますが、今回は PDT となってます。
今回は PDT(太平洋夏時間) と表示されていた場合のお話です。
8月 11, 2020 PDT
というのは日本時間にすると
2020年8月12日 16:00
となります。
『この本の KDP セレクトへの登録を 90 日ごとに自動更新する』
のチェックは以前に外し済み。8/12 14時の時点で再確認しても外されている。
外されていない場合は、もちろん外して保存をする。
これが 8/12 16時過ぎた頃に
該当書籍の […]ボタン - KDP セレクト情報 を選択
で再度確認すると
『この本のKDPセレクト登録を継続する』
にチェックがついている状態となっているので
チェックを外して保存する
『この本のKDPセレクト登録をキャンセルしました』
を確認
これで一安心です
KDPセレクト自動更新を(あらかじめ)外しておく
というよりか、もう「KDPセレクトはしない」と決めた時点で、あらかじめ自動更新のチェックは外しておきましょう。
こうすることにより、期間がきたらKDPセレクトから自動的に外れます。
ただし、残作業もしてたほうが良いでしょう。
残作業
●ロイヤリティ
該当書籍の […]ボタン - 権利、ロイヤリティ、価格の編集 を選択
KDPセレクトから外れたので、念のため 35% を選択
●本のレンタル
購入した電子書籍を友人や家族に貸すことができる機能、これを許可するかのチェックです。
( ※ 詳細はKDPヘルプトピックの「本の貸し出し」を参照してください )
レンタルを許可したくない場合はチェックを外す。
Kindle 本を出版で反映
時間をおいて確認
あとは、時間をおいて
「読み放題で読む」のボタンが消えているかを確認
消えていればKDPセレクトから外れてます。
早ければ、だいたい3時間ぐらいで消えるでしょう
一応、詳細画面でも確認
KDPセレクトから外れたら
KDPセレクトから外れるという事は、【アマゾン独占販売】からも外れるという事。
( そのかわり、ロイヤリティは 70% から 35% になります )
そうと決まれば、他のプラットフォームでも販売だ!
●楽天KWL
楽天KWLにログインし、作品一覧へ。
この日の為に、あらかじめ準備(説明文やePubファイルのアップなど)は済ませておきました。
あとはポチッとボタンを押せば、審査 → 出版となります
●BOOK☆WALKER
ブックウォーカーも、あらかじめの準備は済んでいる。
申請ステータス: 下書き
となっている
あとは詳細画面に遷移し「販売を申請する」をポチッとな
申請ステータス: 申請中 となる
私は、今のところアマゾン、楽天、BOOK☆WALKERの3つのみ使ってます。
他にも「Google Play Books」や「Apple Books」があるので、時間のある人はチャレンジすると良いかと思います。
せっかく長い時間をかけて、本を書いたのです
・このキーワードにした方がユーザーが見つけやすい
・ここのユーザー層は、このジャンルがよく読まれる
・ここのユーザー層へのキャッチフレーズはこうしよう
こういった戦略をプラットフォームごとに練る
これぞ個人出版の醍醐味というものです
KDPセレクトにもメリットはある
誤解を招かないように言っておきますが、何もKDPセレクトを外すのが良しという主張ではありません。
こういう選択肢もあるよという事です。
もちろん、KDPセレクトにもメリットはあります。
まずロイヤリティが 70% になります。
そして「アマゾン独占販売」とはいえ、そのアマゾン自体が他を圧倒してます。
言うまでもなく、アマゾンの集客力は桁違いです。
この辺りは個人の判断で色々と試してください。
なお繰り返しになりますが、本記事に書かれていることは、くれぐれも自己責任でお願いします。
では少し長くなりましたが、本記事をお読みいただき、ありがとうございました!
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