模型の図面を売る…?(その2)
機能のnoteのつづき。仕事中に、いろいろ考えました(仕事しなさいw
①図面完成品を購入させていただく回数について
買戻しは、1図面につき1回
つまり、1図面から2編成、3編成と作ったのを、全部買ってくれ…は無理。
ただし、1図面から複数編成作るのはOKなので、
たとえば2編成作って、1編成は自分用、1編成は買戻し、でもOK
また、違うタイプの車両を製作した場合、複数購入させていただくこともあります。同じ車両を10編成作ったから、20万円で買え~、は、やめてくださいw
②購入させていただく際の送付先について
これすごく悩みました。お互い、住所や電話番号という個人情報を公開するのは、どうなの?と
結論としては、「お互いの住所等を公開したうえで、宅急便ないしはゆうぱっくでやり取りする」ことにします。
これについて説明します。
まず、図面を組み立てたものを購入させていただく、という取引は、互いの信用の上に成り立ちます。私だって、適当に組み立てられた「思いのない品」にお金をだして買い戻すのは、嫌。一方で作り手側からすると、売却を前提としていたとしてもひとつの「作品」ですから、私という人間がどういう人間か、きちんと知ったうえで売却したい、と思うはず
私ならそう思います。
そのために、作り手がどういう人か知る必要があり、noteという場所を選びました。12月からずっとnoteを書いてきて、様々な記事を読ませていただく中で、この場所なら、きちんとした信用に基づくやりとりができるな、と思ったからです。
そういった性質の取引である以上、住所を隠すという行為は、うしろめたさを感じますし、フェアではない。
最初は、ヤフオクとかメルカリを使おうか、とも思いましたが、
意図しない人に落札されてしまうリスクもありますし、ヤフオク、メルカリは匿名配送だったり、代金を一回プラットフォームが預かる仕組みだったりして、相手が顔も見えない、信用できない人であることを前提に設計されています。とすると、今回のこの取引をする場としては、不適切ということになります。
なので、最後は互いにオープンにして
(もちろん、個人情報を漏洩させないという確約を結んだうえで)
追跡記録付の郵送でやり取りしましょう、ということにします。
なお、私という人間がどういう人間か…は
このnoteを毎日書いていますから、なんとなくわかると思います。
そのうえで、私という人間が信用できる方のみ、取引に参加していただくということが、大前提だし、信用していただけるために、毎日noteを書き続けることに意味があるのかな、とも考えている次第です。
③noteやってない場合は、どうするの?
noteはじめましょうw
ただ、noteのアカウントだけ作った方は、捨てアカの可能性がありますので、図面のお譲りも完成品の取引も、遠慮させていただきます。
とすると、この図面が欲しくてnoteはじめました、という方(いらっしゃると仮定した場合に、ですよw)と取引ができないという不具合が生じます。
さて、どうしたものかと考えましたが、やはりその方が信用できる方、すなわち、それなりに模型製作経験があり、鉄道模型に対する知見を有している方であることを証明していただくのが一番かなぁと思いまして。
・たとえば、もともとtwitterでアカウントがあり、作品を発表されている方
→twitterアカウントをお知らせください(よろしければ私@karandavideosのフォローも…w)、そして、そのアカウントと新規作成したnoteアカウントが同一人物であることを示すために
①noteのマイページに、twitterアカウントへのリンクをはる
②twitterアカウントのプロフィールに、noteやっている旨と、そのリンクをはる
これでよいかと思います。
・もともとブログで作品発表されている方も
→基本的にはおなじで、ブログURLをお知らせいただいて、
①noteのマイページに、そのブログへのリンクをはる
②ブログ記事、またはブログのプロフィールに、noteやっている旨と、そのリンクをはる
ただ、昨日の記事に書いた通り、お金のやりとりだけは
noteの記事購入、サポートを使って行います。
noteアカウント1:図面1で紐づけるためです。
なので、noteのアカウントがなく、作る予定もない方は、参加いただけないことにしましょう。これはしゃーない。
また、noteでの金銭のやり取りにはクレジットカードが必要ですから、当然クレジットカード決済ができない方は対象から除外されます。
ここまでして対象者を絞りたいのは、やはり信用取引であるため。
昨日の記事の冒頭で、「いくら出しても買いたい模型」の話をしました。
たとえば外国型鉄道模型だと、LSモデルの客車とか、PIKOの電車とか、4万とか5万する製品がぽんぽん売れていたりします、これはHOゲージ以上の天賞堂とか、カツミとかの製品もそうだと思います。
なぜそこまでしてお金を出せるのかというと、そのメーカーが「信用」できるからです、ここでいう信用とは、品質であったり、走りであったり、その他諸々『模型の作り手』としてのメーカーの信用です。
信用できないメーカーの製品には、お金、出せませんよね。
余談ですが、最近Nゲージ鉄道模型の値段が上昇してきています、一昔前だと貨車1両400円とかでしたよね、最近はそうでもない。
これ、もちろん原料費の上昇とか、物価水準の上昇とかもあると思うんですけど、「そのメーカーが信用できる」ようになってきたことが、反映されてるんじゃないかなと思うんですよ。
初期のNゲージはまだまだ信用できませんでしたし、実際作りもおもちゃっぽいものがあったり、製品の品質が十分でないものもありましたから、価格は低かったのですが、その後メーカーが、ユーザーの期待のちょっと上をいく製品を出し続けて、それに伴ってユーザーの期待値とメーカーに対する信用が上昇したことで、価格が上がってきた、という考え方です。
今回の取引、図面を買う人は「私という人間が信用できるから」図面を購入するし、それを組み立てたものを購入させていただくのは「購入者が信用できるから」です。そこに、対価があると考えています。
なので、信用を確保するために、上に書いたような長々としたルールが必要になってくるのです。
ということで、noteはやっていただきたいです。
④図面だけ購入したい場合、改変、再配布は?
個人利用の範囲で、お願いいたします。再配布はやめてください。
加工・改変は自由です、図面を用いてレーザー加工する場合や、3Dプリンタで成形しようというときに当然改変が必要でしょうし、図面をもとに異なるタイプの電車をつくっていただいてもOKです。
加工したものを再配布されるのは、一言いただければOKとします、それは、加工した図面はもう私の製作物ではなく、その方の作品だからです。ただ、生みの親の立場として、一言ご連絡は、いただきたいです。
⑤組み立ての素材は、プラ限定?
ではないです。ペーパースクラッチでもいいですし、上記レーザー加工や3Dプリンタでもいいでしょうし、真鍮エッチングにしていただいてもかまいませんw
そういった製作技法、私知らないので、あぁこうやって作るといいんだ!という勉強をさせてください。
⑥動力の指定はある?
もちろんないですが、基本的にNゲージで、ちゃんと走ること
少なくともR280は普通に曲がること、を条件にさせてください。
それさえクリアしていただければ、自作動力でもかまいません。
⑦ぶっちゃけいくらまで出すの?
わかりませんが、基本の値段設定はさせていただきます。
だいたい図面の10倍~15倍かな、と思っています。
昨日記事に書いたように、図面2,000円なら、20,000円~30,000円まで買戻し。
それ以上だと、私のお財布がきびしい、ということw
ただ、たとえば図面が20枚売れて、そのうち1名の方が買戻ししてくれる?という話になったとすると、私に利益がでてしまいますが、これは私が利益を得たくて行っている取引ではなく、あくまで
「いくらお金を出してでも買いたい模型だけど、絶に製品化されないようなものを、図面書くから、だれか作ってくださいw」という外注的位置づけの企画ですから、このようなケースであれば
買戻しをさせていただく方に、利益分はすべて還元させていただこうかなぁ、とも思っています。
丹精込めて作った作品をタダで譲ってください、なんて、いち製作者として絶対に言えない。無理。私の手元に4万円入ってきて、そこから2万円出して、手元に2万円残ります?なんかね、気持ち悪いじゃないですか。
本当に好きな人と、互いに信用の上でやり取りできるといいな、と思っています。もうちょっと細かいルールをつめていきます。
逆に、ここどうなん?って聞いていただけると、うれしいです。
長くなりましたので、今日もここまでにします。