夏の日の2013 四国・九州撮り鉄旅(1)
新シリーズ。なぜに6年前の?なぜに夏?まぁ、細かいことはいいんですw
ということで、新たな旅行記です。
なお、いずれも当時の話ですから、今とは状況・制度が異なる場合があります。また、記憶が古くなっており、事実と異なる場合もありますので、その点をご理解のうえ、ご覧ください。
★目次はこちら
https://note.mu/karanda_videos/n/n7836840d761b
【8月19日・名古屋から四国高知へ】
2013年8月19日。名古屋を前夜22時に出発した、土佐電鉄(当時はまだとさでん交通にはなる前でした)の夜行バスは、四国山地を貫く道をひた走っておりました。
今回の旅のルールは、5日後の8月23日に、長崎空港にたどり着くこと。
だけ。道中のルート設計や、泊まる宿は決めない。いわゆるバックパック旅、に近いものでした(帰りの飛行機だけ、取ってあったのです)
雑誌で、昭和国鉄時代の撮り鉄旅に関する記事を読んで、触発されたのがきっかけだったかと思います。
当時社会人2年目。お金もない中、空腹をこらえながら(←というのに憧れた)鉄道を追いかけ続けた、旅の記憶です。
高知駅到着は朝5時。意外と近いな~
【8月19日・土佐高知の路面電車】
朝5時の高知駅前。
さすがに閑散としてます。名古屋では見ない、古いバスが停まってて、にやにやしてしまいます(レトロなバスも好きなのです)
さて、見ての通り、この高知には路面電車が走っています。
まだまだ朝早い時間ではありますが、見ていると早速
電車が走ってきました。それが、こちら
この電車ですが、実は2005年まで岐阜市内を走っていた路面電車なのです。
つまり、私と同郷。
旅先で、同郷の人と会うと、うれしいじゃないですか?鉄道ファンも、旅先で地元の電車に会ったりすると、嬉しかったりするんです。
意外と鉄道車両ってのは耐用年数が長くて、ある地域で走っていた電車を中古で他の鉄道会社が買う、なんてのはよくあることだったりするので。
(井の頭線や東急線の中古車が全国各地で活躍しているのは、テレビなどでもよく取り上げられますね)
岐阜にはない、南国椰子の木の間を、岐阜出身の電車が走る。
町の雰囲気はどことなく岐阜に近いものを感じますが。
高知駅前から少し歩くと、土佐高知の名所はりまや橋交差点に到着。
まぁ、平日の朝7時前ですからね…
観光客は、さすがにいないw
柳の木が、おもむきがあって良い雰囲気です。
さて、ここはりまや橋は、高知駅前から桟橋通へ南北に走る線と、
西の「いの」から東の「ごめん」へ東西に走る線が交差する、ジャンクションになっています。
桟橋通には高知電鉄の車庫もあって、ここの車庫から東西の線に行くためのポイントが四方八方についていて、結構複雑な構造。
交差点いっぱいに線路が広がる。
向こうから電車が来たかと思えば
横からアンパンマンが登場。
元・岐阜の電車も、高知駅前から戻ってきました。
ここ、ずーっと見てられますw
旧型電車がポイントを渡って、東西線方向に出庫していきました↓
ANA塗装のこの電車は、もともと下関を走っていた路面電車(のはず)
路面電車というやつは、形も性能も出身も異なる様々な車両が同居しているのが、魅力です。
ところで、肝心のはりまや橋はというと…
向こうにちらっと見える、赤い欄干のアレ
…つづく
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
しばらくはこの2013旅シリーズをメインに、
時々2017旅シリーズを挟んですすめていきます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!