(鉄道趣味)外国の鉄道に興味を持ったキッカケ

今でこそ、外国の鉄道が趣味の中心、なんなら外国の電車を自分で作るぐらいどっぷり漬かっていますが、実は社会人になるまでは、外国の鉄道にはほとんど興味がありませんでした。

そもそも私が鉄道マニアになったのは、小学校の頃住んでいた広島で毎日見ていた「路面電車」と、帰省で年に何回か乗る「新幹線」の影響でした。こと路面電車は、私の通っていた小学校が3方をぐるりと電車通りに囲まれていたこともあり、歩道橋でやってくる電車をずーっと見ていたぐらい大好きでした。

そんなこともあって、大学生の頃は路面電車の鉄道模型で遊ぶことが多かったんですね。東京の6畳ワンルームに住んでいたので、小さいスペースで遊べるのも利点でした。路面電車は鉄道模型の中では割とニッチな領域で、当時はあまり製品が市販されていなかったので、その頃から、自分でプラ板を切って路面電車をイチから自作するということをしていました。

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↑大学生の頃の作品です。路面電車も建物も、ほとんどがプラ板を自分で切って、色を塗って作ったものです。

さて、ここからが本題ですが。社会人になった頃、次の作品を作りたいなとおもって、ふとしたきっかけで、ポルトガルのリスボンの路面電車を知りました。リスボンを走る路面電車は、狭い路地を建物スレスレで走るとても特徴的なもので、現在も観光用などで運行が続けられています。

↑Youtubeから。リスボン・トラムの魅力がわかっていただけると思います。

ちょうど新作を製作している頃で、このトラムを模型にしたい!と思って、色々試行錯誤していました。急な坂のある街を走る路面電車に憧れたんです

で、模型にするにはもっと資料が必要だなと思いまして、古本屋でポルトガルの鉄道を紹介するDVDを買ってきたんですね。本当は、リスボンのトラムだけが観れればよかったのですが、せっかく買ったんだしポルトガルの鉄道ってやつも、まぁちょっと見てみようかな。そんな興味半分でDVDを観たんですね。

すると、当時のポルトガルの鉄道、ものすっごく魅力的だったんです。

日本では絶対に見ることのできない古い電車が走っていたり、洗練された特急列車や轟音をたてて走る貨物列車、のんびりした駅。リスボンの路面電車目当てで買ったDVDでしたが、肝心の路面電車はほんのワンシーン、30秒ぐらい紹介されただけでした。しかしながらこのDVDの映像で、私の興味は一気に、ユーラシア最西端の国そのものに向いていたのでした。

そして興味がわいてきたところで、はじめてヨーロッパを旅行することができたのが2014年。このとき目にした欧州の鉄道、とくにこれも未知の国だったベルギー(もちろんベルギーという国自体は知っていましたが、ベルギーでどんな鉄道が運行されているのかは、まったく知りませんでした)で、日本と同じように個性的な電車が多数運行されていることを知ってから、もう気持ちは完全にヨーロッパ、および海外の鉄道のほうにすっ飛んでってしまったのでした。

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↑ブリュッセル南駅、見たことのないカッコいい電車が大量にいて、自分の知らない世界が世界中にあるんだなと、衝撃を受けました。

このころになるとYoutubeも広まっており、海外の鉄道の映像をYoutubeで調べては、へぇ、こんな電車がいるんだ、かっこいいなとヨダレを垂らす日々。

そんな感じで、私がヨーロッパの海外に興味を持つきっかけだったのが
・ポルトガルのトラムを調べててであったDVD
・はじめての海外旅行で見たベルギーの電車
との出会いだった、ということです。

そんな思い出話でした。
見出し画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました、ありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!