マルハナバチが花から落っこちたのは何で?と考えてみた
先日、ジキタリスにやってきて、花から落っこちたマルハナバチの動画を紹介しました。
落っこちる様子の動画がいくつかあったのですが、それらを見ていた妹から、「これは足元が滑ったのではなくて、花粉を集めるのに雄しべにぶら下がってるからじゃないかな?」とコメントが。
んん?
確かに花の中でくるくる回転している様子は感じていました。
というわけで、その辺りがよく見えるものをちょこっと編集してみました。
確かに!
花の中でしきりにくるくると回りながら、足でせっせと花粉を集めている様子が見えます!!
なるほど、言われてみれば雄しべにしがみつくというのか、ぶら下がるような格好をしています。
何でこのようなことが起きるかといえば、この花とハチのサイズがちょっとフィットしていないからなんじゃないかな、と。
フィットしていれば、花に潜り込むだけで背中にたっぷりと花粉がつくのですが、残念ながらちょっと花が大きくて、この子の背中にはくっつかない。なので仕方なく(?)、雄しべにしがみついて花粉を集めていたんじゃないのか・・・。
大慌てで花から飛び出すから落っこちちゃって、おっちょこちょいだなあ、なんて思っていたことが申し訳なくなってきました。
花と虫の関係という視点をもう一歩深めてみると、こんなことが見えてくるんですね。
これもまたセンス・オブ・ワンダー🌟