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女性性と男性性とが支えあう
20201104
昨日女性6人と男性僕が1人で、結婚にまつわる話をした。いま制作にたずさわってる結婚についてのZINEの企画の一環。
女っていう性をもつことの不自由さが飛び交っていた。既婚子持ち・妻との付き合いゲロ長・ベンチャーからの個人事業主・地方へ移住済みっていう身としては、話題の境遇が違いすぎて、千と千尋よろしく「画面のむこうは、不思議の街でした」状態だった(僕はビデオ会議で参加)。
昨日の内容をふりかえりながら、女性のもつ女性性をいかんなく発揮できるのはどんななんだろうねえと、妻と話す。
僕「あすかは割と女性性を武器にというか、全開で働けてそうじゃない?」
妻「いやそれは数字とかお金とか、雑多な諸々をタカがやってくれてるからだよ。」
僕「たしかに(笑)僕の力がどんなもんかはなんともだけど、あすかが一人でやれてる気はしないね。」
妻「うん開業してま〜すってだけな気がする。ばななさんの本の中で「女性が実業するっていうのはあまり向いてないと思うの」みたいなセリフがあって。わかるわ〜って感じがする。」
僕「ふうん、一概には言えないけどやっぱり女性で、お金や数字がゴリゴリ強いってのは少ないかもね。」
妻「昔、タカが「女性を支える男性ってポジションめっちゃ大切だと思うんだよねえ」って言ってたんだけど。」
僕「えっ、そんなこと言ってた?」
妻「うん、ええこと言っとると思って頭の中にメモしてた。」
僕「そっかあ。たしかにいいこと言ってる(笑)でもあれだね、今それ聴くとちょっと違うかも。女性を男性が支えるってより、女性性を支える男性性ってポジションが大切かなあって気がする。」
妻「ああそうかもね。女性もなんだかんだで、男性化せざるをえなくなってるというか、男性性がベースになってそうだよね。社会に合わせようと思うと仕方ないのかもだけど。」
僕「うん。男と女でわけるとかじゃなくて、男の中の男性性と女性性、女の中の男性性と女性性みたいな。それぞれが支えあう。男性と女性とか男性性と女性性って分け方は暴力的というか、もっと微細な、わけきれないモノが一個の身体の中にはあるだろうけど、簡略な分け方としてはそんな感じがするね。」
僕「まあ文句があれば自分でつくっていけばいいわけで。やっぱralphだよね。」
妻「うんそうだね、ralphだよ。」
そう。この会話は、ラッパー・ralph @ralph_ganesh がめちゃめちゃカッコよくてロックされるって内容でおわります。
abemaで明日まで、『ラップスタア誕生』の最終ライブ、公開されてます。
ralphの『REAL TALK』クッソ喰らいました。