泥まみれ
20201231
何日か前、久々に娘と2人、公園で遊んだ。
保育園の迎えの後にとか、妻と3人でとかが続いてて、ずいぶん懐かしい感じだった。
いつもの遊び場とちがうのもあって、こんなこともできるようになってんだ、こんなことにチャレンジしたいんだっていう、成長といいたくなる変化が目立つ。
そんなことが巡りながら、娘やまわりの子どもたちの様子を眺めながら、彼女たちの遊ぶ姿にとても感銘をうける。
公園は雪が降ってその雪が溶けてきたって具合。だから土はぬかるんでる。そしてその土を踏んで皆遊ぶ。それで遊具の類は泥まみれ。
そして、そこで遊ぶとあっという間に泥にまみれてく。
そんな中でも子どもたちは全身をフルに使って遊んでる。汚れることなんて全く厭わない。
僕なんかはついつい気にしてしまう。すべり台をすべりながら、ズボンに土がプレスされていくことに意識がむく。すべり終わるや否や、お尻なんかについた土を払う。
こうして、すべり台を通して得られたかもしれない認識に出逢えない。
汚れなんて後で洗えばいいだけなのに、凝り固まった損得勘定で、目の前の現実を味わうことにブレーキがかかる。
娘の遊ぶ姿、それだけじゃなくて、日々の一挙手一投足、そこにある伸び伸びとしなやかなさまに、どれだけのことを教えてもらっているか。
いやはや頭があがりまへん。
とはいっても、そんな余裕がないこと多々で、保育園に行かない日々三日目にして妻とともに満身創痍です。
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