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我が子のことを大切に思うからこそ親は子育て(だけ)なんてしたくないってことを

20201011

我が子のことを大切に思うからこそ、親は子育てなんてしたくないってことを前提に、いろんなアクションをおこしたい。

正しくは、子育てなんてしたくないってより、子育て“だけ”の生活、子どものペースですべてが回っていく生活をしたくないといった具合だろうか。

昨日娘が熱を出して、ひさびさに一日に近い時間マンツーマンでむきあっててそう思った。

自分たちで生んどいて無責任な!ってツッコまれそうだけど、そう感じるのだから仕方ない。そこに目を背けていてもはじまらない。というか終わる。

すこしまえ「私、母親むいてないかも...」と、疲れた感じで妻が言っていた。

たぶん、親にむいている人は誰もいない。

親にはなってしまうものなんだと思う。母親も父親も。

子どもをもち親になることを待ち望んだ人でも、子どもとむきあっているうちに、親になってしまった絶望を抱えることが1度はあるのではないか。

そしてそう絶望してる自分に罪悪感をおぼえる。

そんな感じが僕にはある。たぶん妻にも。

真面目な人ほどそういう人多いんじゃないかなって気がする。

どこかでスッと肩の力をぬきたい。

親としての姿は、わたしもあなたも、命の一部にすぎない。

親でいたい時もあれば親でいたくないときもある。子どももそうかもしれない。

背負うものとしてではなく、併走しあうような間柄。

併走、併歩、併休、併眠。

子どもを大切に思う。
だからこそ対等に、ぐるっとまるっとむきあう。

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