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これがあるから大丈夫なのか、これがあってもなくても大丈夫なのか、それが問題だ

20200920

先日娘をつれてお絵かき教室にいった。

音楽教室に行かなくなったので、なんか行きたいとかあるかやあ?と話してるうちに、お絵かき教室の見学でも行ってみるかねとなった。

幼児向けのクラスってわけではなくって、小学校くらいから大人までゴチャ混ぜのクラスで10名程度。

その中の数名は、日頃所属してるコミュニティで、どうやらうまくいってない人らしい。先生の接し方や付き添いの親御さんの様子からそうらしい。

先生が
「これ(絵)があるから大丈夫よ!勉強できなくてもこっちでカバーできるわ」
と言っているのが気になってしまった。

違和感が半端じゃなかった。

先生はやさしさで声をかけているのだろう。だからこそ残酷に映ってしまった。

これがあるから大丈夫!は、これがないとヤバい!に変わってしまう。
私にはこれがあるもの!から、これがなくなったとき、どうするんだろうと想像してしまう。

自分より絵がうまいと評価される環境に身をおいたとき、絵が描けなくなったとき、どうなってしまうんだろうか、と。

先生と生徒さんと親御さんの、それまでの付き合いや、やりとりの仕方はわからない。別になにが正解とかもない。

その時に何もアクションをおこせていない僕は、こうしてことばにしてネタにしているだけ、より酷いかもしれない。

ただ、どうにか、
「それがあってもなくてもあなたは大丈夫。あなたはステキです」
って方向、というか解放にむかって、できたことはなんだったんだろうと、思い返す。

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