うれしかった
20220111
2022年、妻とケンカ初めをした。
ささいなことで、「うわコイツないわあ」となった。一緒にいるのもイヤだったから、車で一人で出かけた。ケンカして家を空けるってのは初めてだと思う。
それで、家から少し距離のあるコンビニの駐車場でめそめそ泣いていた。
そうこうしてたら、あすかさんから連続で電話がかかってきた。
出ないでいると「ういが泣いて大変 どこいる?」との連絡だった。
うっとおしいなあと思いつつ、6度目かそこらの電話に出た。
ういさんが「タカがいい」と泣きじゃくっていた。
それで、ういさんに悪いなと思って、家に帰った。
帰ったものの、あすかさんと同じ部屋で過ごす気にもなれず、とりあえず寝ることにした。
寝室で電気を消してふて寝してると、ういさんがやってきて、つくったらしい折り紙のうさぎと虎をみせてくれた。
絞り出した声でありがとと伝えると、反応がイマイチなのを心配したのか、ふとんに入ってきて添い寝してくれた。
うれしかった。
ういさんも、あすかさんもいない時間に、飼い犬のナンちゃんがやってきて、撫でなさいよと横で寝てくれた。
うれしかった。
なんやかんやあって、あすかさんと泣きながら抱き合っていた(なんやかんやは、落ち着いて書ける時が来たら書くかもしれない)。
うれしかった。
泣きすぎて、目だけじゃなくて首やら背中やらがガチガチに痛くなった。
ただそれ以上に、いつも当たり前に隣にいてくれる存在のありがたみが染み入る、年明けでした。
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