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ホッと一息ついてホッとあたたまる

20201106

自分が持っているだろう武器の一つに、「あらやしきたかじん」ってのがある。妻が見出し名付けてくれた。

「タカは、人が本当は行きたくないのに行っちゃってる道によく気づくよね。それで冷静にその熱を冷ましてくれる!」と教えてくれた。

ちょうどおかざき真里さんの『阿吽』で、阿頼耶識(あらやしき)を見せあうみたいなシーンを読んでいたり、僕の下の名前が隆秀(たかひで)だったり、をあわせて、やしきたかじんを変形させて「あらやしきたかじん」と名付けた。熱狂を冷ますことへの命名。

一方で、このところ友人のZINEの制作に携わりながら、保温加熱することをできるかぎり意識してる。

すでにある熱以上のモノを生み出すことは難しい、というか、するつもりはないのだけど、できるだけその熱が冷めないようにしたいと思ってる。

保温というか、じんわりと全体があったまるようにするというか。
心地よくあったまることで、それぞれがベストを尽くせるんじゃないかって気がしてる。

なんでそんなことを意識しようと思ったのかはよくわからない。

とりあえず、今回のワークがはじまる段から、それだけは外さないようにしたいと思っていた。

それでその意識を「あるちゃあ」と名付けた。無茶の対として。アル中じゃなくて有茶。

他人から指摘されたような能力ではないから、意識的に身につけようとしてるだけかもしれない。

ただ、誰に頼まれたわけでもなくそう想っていたから、大丈夫だと思う。

ホッと一息ついて、ホッとあったまる。そういう体験をできるだけ提供する。

そんな意識に気づけるキッカケになっていて、ありがたい限りです。

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