親はかならず子を抑圧してしまう
20200921
「娘さんがギャルになったらどうしますか?」と妻が患者さんにきかれたらしい。
娘の陽気さと、我が家の生活の浮世離れ感とがあわさって、反動でのパリピってありそう〜とか思ってしまう。
一呼吸おいて、ふっと、まあそれはそれでええやん!という結論にいたる。
大学時代に割と身近にあったけどなじめなかったクラブ文化を、娘から教えてもらえるチャンス。
それだけで十分ワクワクする。
親が子を、どれだけ慮った配慮をしたつもりでも、親が選択をしてあたえてしまっている以上、子を抑圧してしまうんだと思う。
子どものこうしたかったなあっていう理想とは行き違って、親が環境を与える。その結果とおりあいをつけてできていく子どもの現実。
娘が選択/決定していけるようにできるだけしたいけど、一緒に生活する以上すべては難しい。妻や僕の選択と、娘の選択が完全に一致することはありえない。
極力、娘の選択/決定への意志に耳を傾けつつ、娘の存在自体への承認だけははずさないでいたいなあと、湯船でボーッと思う。
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