見出し画像

笠原桃奈の光よ、世界へ届け【PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS】

笠原桃奈がPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS(略称:日プ女子)に出ている。

彼女はハロプロの太陽だった。その太陽が、今度は世界を照らそうとしている。

※はじめに
このnoteはひとりのオタクが溢れ出る想いを勢いのままに書き連ねたものです。
彼女の好きなところを個人的に語る都合上、ハロー!プロジェクト時代(前世)のことにも触れておりますので、情報を入れたくない方、ご不快な方は閲覧を控えていただくようお願いいたします。
内容は全て一個人の見解であり、笠原桃奈さんファンあるいはハロオタの総意ではないことを申し添えておきます。そして他の練習生やそのファンの皆様のことを否定する意図も全くありません。
あと、トータルで3300字あります。


桃奈との出会い

彼女との出会いは2017年、『魔女っ子メグちゃん』のカバーをアンジュルムがシングルで出した時のことだ。
Aメロをメインで歌う、やたらダイナミックに踊る彼女がいた。
歌はそこまで上手ではない。音程はやや不安定だなと感じた。でも、腹の底から声が出ていて「この子はそのうち歌も上手くなるんだろうな」と思ったのを覚えている。
何より、ダンスも歌もがむしゃらで、そして何より楽しいのがよく伝わってきた。
こういう子をアイドルと呼ぶんだな、と思った。

言葉のレーザービーム


見た目が大人っぽいと形容されることが多い桃奈だったが、普段わふわふと暴れ回っていてまさに「大型犬」の挙動だったし、表情がくるくる変わる様は年相応の天真爛漫さだったので、個人的にはあまり大人っぽいと感じることはなかった。
しかししばらくして「やっぱり大人っぽいかも」と思った。
彼女のブログを読み始めてからのことである。

桃奈のブログの更新頻度は毎日まめに更新するメンバーと比べるとやや少なかった。
それを
「仕事なんだからちゃんとやれ」
「サボりだ」
と形容する人も時折SNSで見かけたが、
あの分量、あの言葉選び、あの内容で毎日毎日頻度高く更新するのは無理だっただろうと個人的には思う。

一般的にブログというのは他の人にもみせる日記だが、桃奈のそれはラブレターというか、心の叫びに近い。
毎日叫んだら喉も心も枯れるだろう。

そんな彼女の言葉は、
なんてことはない普通のブログでも、
卒業発表のときの声明文でも、
そして卒業コンサートの手紙でも、
それはそれはレーザービームのようにオタクの心を刺していた。

語るよりも読んでほしい。彼女の卒業発表時のブログ。
リンクを貼ったが、応援素材じゃないからだめかもと思い直した。
笠原桃奈 ブログ で検索すると読めるので、気になる方は是非調べてみてほしい。

光と影を知っている


今回の日プの各種動画でも「陽キャ」と形容されているのをよく見かける。
ただ、彼女の眩しさは半分生まれ持ったもの、半分育てたものであることは言っておきたい。

人見知りな性格だった。
グループにも最初は馴染めなかった。

中学生がつけるには大人っぽすぎると形容されるような赤いリップをつけて、
「メイクが濃い」「似合わない」「中学生っぽくない」
とオタクにそれはそれは叩かれて、
「年相応なメイクをしますね」
と心折れて反省文のようなブログを出した。

他の人の中の価値観を押し付けられること
他の人に厳しい言葉を投げられること
他の人に否定されること

これらの怖さを桃奈は知っている。
陽キャで怖いもの知らずなのではない。
怖さを受け止めた上で自分を、周りを照らすことができるようになっていったのが、笠原桃奈というアイドルだと私は思う。

「好きな色のリップをつけなさい」と言った当時のアンジュルムのリーダー和田彩花と、アンジュルムメンバーの存在は大きかったと思うが、彼女たちの「肯定」を真正面から受け止めたのは桃奈で、そう育った桃奈の努力でもあると思う。

「ハロプロだから」ではないという証明


「ハロプロオタクからの支持があるからな」と食わず嫌いをする人、あるいは反感を持つ人も少なからず居ると思う。
(オタクの発言がアレで嫌いになってたら、それは本当に代わりに謝りたいくらい申し訳ないし、もし私がアレなこと言っていたら「この腐れ外道!桃奈と全人類に謝れ!!!」と罵倒してほしい。教えてください切実に。)

実際私はハロオタで、その点に関しては弁明の余地はないのだが、一方で元ハロプロだから応援しているわけではない。
薄情なようだが、他のメンバーであれば「ふーん、頑張ってね」で終わっていたと思う。
笠原桃奈だから応援する気になった、いや、させられたのだ。

「さすがハロプロ、スキルがある」とよく言われるが、ハロプロでもスキルメンとは言えないメンバーもなんやかんやいる。
桃奈も元々は、どちらかというとビジュアルや華、表情を評価されて、歌やダンスはあくまで成長枠という感じでデビューした印象がある。

デビュー後も、成長する者としない者(あるいは成長はしているが伸び幅が小さい者)がいる。
桃奈はハロプロにいた5年間で伸びた方ではあるが、印象的なパートを任されることはあってもいわゆるスキルメンと言われるほどに突出したかというと、正直そこまでではなかったと思う。

しかし、桃奈のチッケムをみてほしい。

元々ここまで細やかなダンスを踊れる子ではなかったと思う。
明らかに、段違いで成長している。
日プ女子初回で4秒だけ流れた「アイドル」での歌声も、一瞬誰だか分からなかったくらい、精度も何もかも上がっていた。

ハロプロで培ったスキル一本を武器にしているのであればこうはならないと思う。
笠原桃奈は、本当に「世界のてっぺんを獲りに」行こうとしている。
経歴を糧にすることはあっても、経歴で下駄を履く気はさらさらないのだとパフォーマンスで宣言された気がした。

悪編は敵になるか?

サバイバルオーディション番組の視聴は今回初めてだが、悪編なるものもあり、こういった輝かしい経歴があるとその餌食になるとも聞く。

好きなメンバーでも、普通ここは欠点だなあというところはひとつやふたつはあるものだと思う。
だって人間だし。
悪編という概念を知り、何かそういった餌食になりそうなポイントが彼女にあるだろうか、と思いを巡らせると、
正直あまり、思い当たらない。

強いていえばその負けん気が生意気に映るおそれはあるかもしれない。それによって他の人に対してきつく映ることもあるかもしれない。
ただ、やる気の塊で常に全力、その全力さに比例するような湧き出る体力、曲がったことが嫌いで仲間想いなまっすぐな性格を備えている桃奈が、悪く映ることが果たしてあるのだろうか。

仮に多少悪く映ったとて、それ以外の場面や要素でむしろ好感度アップしそうな気すらする。
1位の椅子を狙ってまばたきバトルを申し入れた時も、聞きようによっては高飛車に映りそうな場面だったと思う。
しかし実際には蹴落としてやるというよりは
ももな が しょうぶ を しかけて きた!(※ポケモンバトル風)
というような印象だったので、そういう映り方を今後するのではないか。

桃奈のMBTIが「主人公」で、分かる!!!と爆笑したのは私だけではないはずだ。
あまりにも「らしい」。
ただ、悪編に晒されても負けずに勝ってこそ主人公だと思う。
想像通りであることを、心より祈っている。

世界を照らす太陽となれ

個人的な話だが、私は笠原桃奈がリーダーとなったアンジュルムを見たいとずっと思っていた。
何ならぶっちゃけ、今もその幻影がチラつく時もある。

だから、卒業が発表された時の絶望感たるや、凄まじいものがあった。
桃奈がアンジュルムじゃなくなる。
リーダーになった桃奈をみる夢は叶わない。

海外に行って歌やダンスを学ぶ、そう言って表舞台から姿を消したアイドルも多い。
また会えるのか?
会えたとしても、アイドルなのか?
前向きな卒業だとわかっていても、考えれば考えるほど暗澹たる気持ちになった。

でも、時が経ち、再び彼女は現れた。
姿やキャラクターはそのままに、しかし技術や魅力はモリモリに増して。

彼女目当てに見た初めてのPRODUCE 101 JAPAN。
魅力的な子たちばかりで、想像していた何倍も楽しく視聴した。
魅力的なグループになるのは間違いないと思う。
願わくば、そのグループを引っ張って世界のてっぺんを獲る笠原桃奈を見たい。

その一心で、毎日投票している。
初回の配信では桃奈のパフォーマンスは見れなかったので、投票形式的には不利である。
世界を照らす太陽になる桃奈に、1人でも、1回でも多く、皆が投票してくれますように。

桃奈!keep your smile!!!

いいなと思ったら応援しよう!