愛ときらめきの爆弾をなにわ男子にぶつけられた日【なにわ1stコン感想文】
11/1夜、いつものようにスマホを眺めつつ息子を寝かしつけていたとき、メールが入りました。
「『なにわ男子 Debut Tour 2022 1st Love』制作開放席 当……」
当！！！？！！！？！？
今時の当選メールはちゃんとタイトルに当選って書いてくれるの！？！！？！？
もちろん叫びましたとも。
そしてそんな母の叫び声をきいて何故か最高にハイってやつになった息子はその後毛布バフバフしだして30分ほど寝ませんでしたとも。
そんなわけで急遽、11/2昼、横浜アリーナで開催されるなにわ男子横アリ公演に向かったのでした。
12時間以内に出来る戦闘準備
ジャニーズのライブに参戦するのは5年？6年？ぶりです。関ジャニ∞のジャムコン以来でした。
その間にコロナ禍を経て、当日物販無くなってたんですね、知らなかったです。
当選を確認してからいそいそと準備を始めてみたものの、もう公式のうちわもペンラもゲットできない事実に打ちのめされました。
まあでもね。
なにわちゃんたちと同じ空気が吸えるわけです。
無装備がなんだ！！！！！！！！
とりあえず推し（自担と言っていいかは憚られる、何故ならオタクには上には上がいるから）であるところの大橋和也くんのメンバーカラー、緑のカーディガンを羽織って出陣します。
今回は制作開放席。
要は
ジャニーズ「機材やらなんやらあって見にくいかもしれないけど、え、行く？」
オタク「いぐぅうううう」
という席です。
まあぶっちゃけ期待はしませんでした。ジャムのときもドームだったせいはあるけど目視辛すぎてずっと老眼みたいに目しょぼしょぼさせてましたし、きっとそんな感じでしょう。
目標を「なにわちゃんと同じ空気を吸う」に改めて定めつつ、ライブを極力楽しむ努力を！ということで行く道すがら双眼鏡を買いました。
緑のカーディガンに青い双眼鏡。
そうです。丈橋です。
ついでに赤いポシェットを提げて年上組ファッションです。年上組好きダァ！！！！！！
全くもってグッズは身につけていませんが、そんな初期装備で大丈夫か？大丈夫だ問題ない！！！！！！！！という勢いで横浜の地へ降り立ちました。
乗り換えの都合上菊名から20分ほど歩いたのですが、ジャニーズのコンサートに行くとは思えないくらい道が空いてて最高でした。菊名駅のトイレは結構混んでましたけどね。
ただ、住宅街を抜けてく感じなので道がこれで合ってるか本当不安。方向音痴の人はやめといた方がいいです。
開場後に着いたので、それはそれは入場もスムーズでした。
本人確認も特にされず（ぼっち参戦だったからかも？）、QRコードをかざして発券を待ちます。
スタンド東10列
下手側のスタンド席の一番後ろです。
ふふ、こんなことで動揺はしないさ、だって制作開放だもの。
授業参観の保護者のようなツラして穏やかになにわちゃんを見るつもりでいましょう。
なんてことを考えながらいざ席につくと、
あれ、制、作開放………………？？？？？
下手側のかなりメインステージ寄りのスタンド席、しかも端の席じゃありませんか。
え、めっちゃステージみやすいんですけど？？？？？？？？？？
でっかいスポットライトの横だったので、ライトに隠れるバックステージ側はたしかにほぼみえないのですが、センターステージまではしっかり見えます。
悪くないじゃん、制作開放席！！！！！！！
思わぬラッキーにほくほくしつつ、開演を待ちました。
そしてBGMが大きくなり、皆が起立。
コンサートの始まりです。
スタートど派手すぎ
メインモニターがぱっくり割れて飛行機どーーーーん✈️
Twitterのレポでこの演出は知ってましたが、いや、すげー。
飛行機自体もですが、飛行機から登場するための階段が下りてきてステージのせり上がりと上手く合体するのも圧巻です。
セット作る人ってすごいなあ。
そしてそこから現れるわけですよ、なにわちゃんが。
現実世界に存在したわ、なにわ男子。
もう最初にこの感想が出てくる時点で保護者ヅラするのは不可能です。
こんなキラキラしてる人間の親ヅラなんて私できない。
親御さん達に感謝の念を送りつつ、笑顔で現れるなにわちゃんたちを眺めます。
セトリは初心LOVEからスタートです。
いや、本当ね、何度聴いても良い曲ですよね（月並みな感想）。
なんかこの曲でスタートしてくれると、初心者オタクにも「ようこそ」と言ってくれてる感じがします。
周りには双眼鏡を使っている人もいましたが、私は結局一度も使うことはありませんでした。
垂直視野角4度くらい（誰に伝わるんだこの表現）とそこそこのサイズで見えていたからというのもありますが、それ以上に、なにわちゃん動きが個性的なのが理由として大きいです。
遠いと顔ではあまり区別はつきません。ましてや衣装がお揃いでダンスも同じ振りだと、男性の場合は基本髪短めですしいよいよ見分けがつきにくいです。
が、なにわちゃんはとにかく動きに個性が強いので、
「あ、あの肩から胸あたりがグイングイン動いてるのははっすんだな」
「あの後ろへの身体の引き方はりゅちぇだな」
とか分かりやすいんですよね。
生でみて、そういった動きの癖を実際に目の当たりにしたことでも、結構感動を覚えました。
セトリや誰がいちゃいちゃしてたやらは他の方が結構上げてくださっているので、私的に印象に残ったところを挙げていきたいと思います。
赤衣装は至高
今回も素敵なお衣装たち。
RIDE ON TIMEで長尾くんがこだわっていた赤の衣装が特に素敵でした。
なんていうか、手袋っていいよね……………。（急なフェチ解放）
特に大橋担には是非見てほしい。
大橋和也の、首元が見えます。
普段結構パーカーとかトレーナーとか、首の詰まったかわいい系のお洋服が多いので鎖骨が見えないのですが、私何を隠そう、首フェチでして。
大橋和也の首から鎖骨までのラインは国宝だと思っているのです。
その国宝が目の前に現れている。
しかもThe Answerとか格好良いナンバーなので、ニコニコはっすんは封印でキメキメなので、色気もダダの漏れまくり。
天最高とはこのことか、と頭を抱えました。
長尾謙杜のプロの技をみた
君だけを逃がさないに入る前のこと。
衣装チェンジに入ったのですが、マントで衣装を隠しつつメンバーが1人ずつ入れ替わりで登場する演出を入れていました。
その演出で最後に登場したのが長尾くんで、登場して一瞬の暗転のうちにマントを脱ぎ舞台明転、そのまま椅子を使いながらのパフォーマンス……という流れ。
スタンド席だったので暗転状態の舞台上の様子もよくわかったんですが、
①マントを脱ぐ
②下がった状態の奈落部分にマントを放る
③迫り上がった奈落の上に椅子をセット
④格好良いポーズで椅子に座る
を数秒の暗転の間にこなす長尾くんの姿が！！！！！
奈落の操作やってるスタッフさんも凄いけど、これを何食わぬ顔でやれる長尾くんまじすご……
しかも君だけを逃がさないは長尾くんセンター曲なので、ド頭からいきなりカメラに抜かれてるわけですよ。
もちろん表情管理も完璧。プロの技を見ました。
ジャニーズって凄いよね（自明）
ジャニーズのステージでは当たり前なのかもしれないけど、とにかく高さのある演出が多い。
センターステージ周りのハートの花道のところにアリーナ席の高さくらいまで上がるリフターが仕込まれてるんですが、バーとかなんもないんですよね。
フライングで怯えてた高橋くんが大丈夫だったのかずっと気になってましたが、少なくとも私の席からは特段怯えてる様子は窺えなくて、プロってすごいなって思いました。
だって恐怖症レベルじゃなくたってあんなん怖くない？
丈くんに至っては「はい手挙げて盛り上がってー！」「えー？まだまだ足りないんだけどー？」「はいもっと！オイ！オイ！」をジェスチャーでオタクに伝えながら盛り上げてましたからね。声出さずにジェスチャーだけだからそれはそれはもう大きな動きで。
盛り上げ上手に高度は関係ないのか。揺れてるけどいいのか。凄いよ丈くん。
あと、丸いセンステが内側と外側に分かれて上下に可動するようになってて、3mぐらい上がった外側から暗転とともに内側に飛び込むなにわちゃんとか。
メンステで目一杯せりあがったところにダダダっと駆け上がってそのまま真下に飛び降りてはけていく関ジュちゃんとか。
ステージって飛べるの？
高所恐怖症には心臓に悪いオペレーションが盛りだくさんでした。
前に関ジャムで嵐の演出を特集していて、嵐5人とも器用じゃなきゃ早着替えとか高速移動とかできないという話をしていたのがふと蘇ります。
歌やダンス以外にも、こういうのをさらっとこなせる技能がステージで輝くには必要で、なにわの7人も関ジュちゃんも皆その技能をきちんと持っていることに感動しました。
えらいよ、本当あんたらはえらい。
なにわちゃん、連日お仕事も多くてお疲れだと思うんですよ。
でも、本当みんな「なにわちゃんってこうだよね」と思う動きをずっとしてくれる。
大橋くんなんて元気だから、最初から跳ねに跳ねててオイオイ大丈夫かよ……と思いながら見てたんですが、まじで最後まで「大橋和也のはしゃぎ方」をしていて。
西畑くんも最後の方、センステからメンステまでJr全員追い抜いてダッシュして、その直後に自分のパート歌ってて、え、なに体力おばけ？と思うなどしました。
いやすごいねプロって奴は。
そしてその時はやってくる
なんて終始興奮していると時間はあっという間に過ぎていくもので、気がつけば最後のご挨拶。
高橋くんのご挨拶にちょっとずっこけつつ（それが彼の良いところだと思う）、みんな、本当良い挨拶をしておられました。
デビュー発表の日以来の横アリでしみじみしてたというりゅちぇ、そのシンプルな言葉選びが心に響きます。
挨拶を終えて飛行機へ消えていくなにわ男子。
もうVIPなんよその去り方。いやもう我々にとってはVIPなんですけども。
その姿を見守って、多分まあアンコールはあるのだけれど、コンサート終わりかあ……なにわちゃん、「いた」なあ……と感慨に耽っておりました。
そう、完全に、油断していたのです。
声出し禁止なので手拍子でアンコール！をするオタクたち。
しばらく手拍子が響くアリーナ。
そして俄かに、左手に見えるステージ裏が明るくなります。
え？ハートの？光？
あれはさっきみた……え、まさか……
「みんなーアンコールありがとーーーーーう！！！！」
トロッコだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ！！！！！！！！！！！
なにわの男子やねん！とともに
ななつ の トロッコ が あらわれた！
いや、全員！！？！？！！？！？？
周りは悲鳴です。
いや、私も1人で思わず悲鳴を上げました。
ごめん、抑えられなかった。
しかもね、トロッコって高さあるじゃないですか。
私スタンド席の1番上にいるじゃないですか。
丁度なにわちゃんたちと同じぐらいの高さにいるんですよ。
直線距離あれ10mあった？多分、なかったと思う。
7人がどんどん近づいてきます。
え、顔、良。
この距離です。同じ人間だということは認識できる距離でした。
しかし、綺麗すぎる。え、テレビの加工ちゃうんかあれ。
特に、西畑くん、貴方肌綺麗すぎるんよ。
衝撃が凄すぎて、目見開いて固まりながら機械のように手を振る私。
目が合いました。
こちらの様子がおかしいので「どしたん！？」という困惑の表情を浮かべながらも手を振り返してくれました。
……正直その後はあまり記憶がありません。
帰宅後、事あるごとに西畑くんを目で追うことになったのは言うまでもなく。
旦那からは「西畑大吾に嫁をとられた」とのお言葉をいただきました。
ちなみに、大橋くんは丁度私の前で逆サイドを向いてしまわれたので、後頭部を拝み。
あとは長尾くんが手前の方にいる長尾担のうちわをふむふむと読んで、しっかり「落とす」顔しながら投げキッスをしていてすご……と衝撃を受けました。
位置的にちゃんとみてないけど、ファンサ受けたオタク死んだと思う。あれは致死量。
しばらく衝撃でふわふわしていた私ですが、上手スタンドあたりから初心LOVEアンコール（生歌）も始まり、その時の大橋くんの歌声が私を正気に戻してくれました。
この期に及んで歌が上手い。まじで。
他のメンバーはやはり2時間歌って踊ってで声帯が意思に追いついていない感じがあったのですが（それもまたデビューしたてのアイドルを追いかける醍醐味だと思う）、ひとりだけCD音源、なんならちょい超えるくらいの勢いで、ひえー！すげー！となりました。
あとずっと跳ねてた。
こうしてアンコールも終了。観客席での声出しはできませんが、メンバーによって「俺たちはー！なにわー！男子ー！」の締めも行われ、コンサートは幕を閉じました。
最後に
なんかその後色々あって投稿するタイミングを逸してしまっていたのですが、本当、本当になにわちゃんに会えて良かったです。
これからの成長やキラキラした姿を見守れること、幸せで幸せで仕方ありません。
どうか彼ららしく、7人のなにわ男子を作り上げていってほしいと思います。
なにわ男子、天最高！！！！！！！！！！！！