レジ袋ってどうして有料化したんだっけ

レジ袋有料化にともないマイバックの客が増えたことで、その状況を悪用した万引が増えてるとのこと。

万引自体は以前からあったけど、その摘発がより面倒になったというか。
勘違いしやすいシチュエーションが増えたなぁとは思う。
みんながみんな、空のマイバックで入店するわけじゃないからね。

別のとこで買い物したものが入ったバック持って入られると、店側としてはもう判別するの無理なんじゃないかな。
会計のときに逐一確認するのも辛いだろうし。

袋有料化によって、袋がいるかの確認だったり、形状の異なるマイバックに詰める or 客が詰めるのを待つといった感じでレジ周りが非効率になったので、セルフレジを導入する店も出てきた。

このセルフレジ近所の店にもあるので使ってるのだけど。
商品バーコードを読み込み、金額を確認した上で支払いをする。
そのあとはレジ袋なり、持ってきたマイバックに詰める。
ここまで客が一人で完結できるようになってる。

一見合理的だが、まあなんというか性善説に頼ってる感がある。
一応監視カメラなどで映してはいるのだろうが、いくらでも誤魔化せそうではある。
さらに、通常のレジと違って店の奥まったとこにあるので、レジ前を通る人間がセルフレジで会計済みなのかどうか、店員は判別が難しそうだ。

これは客側も心理的につかいにくいところあるかもしれない。
私も最初飲み物一つセルフレジで買ったとき、袋いらないなと手で持って店を出るときに、あれ?これ万引にみえない?ってちょっとドキッとしたもんだ。

そもそもレジ袋を有料になんてしなければ……。
レジ袋を含めたプラスチック製品は原油全体の3%ほどらしい。
さらにプラスチックゴミのなかでレジ袋の比率は1.7%程度と。
仮に日本中でレジ袋を全く使わなくなったとしても、環境改善の比率は限定的なのだ。(限りなく0に近いと言ってもいい。これを0ではないからって推し進めたのはなにか別の意図があるって勘ぐられてもしょうがないような)

まあそれでも人手不足が加速することが確定している日本。
セルフレジの導入は避けられないので、なんらかうまい仕組みを考えて万引監視のために逆に人手が必要、みたいなことにならないようにしたいね。


そういえばAmazon Go ってどうなったのかな?

お店に入る場合、あらかじめAmazonのアカウントを持っていることと、Amazon Goのスマホアプリをダウンロードする必要があります。その上でQRコードをスマホに表示させてそれをゲートで読み取らせることでお店に入店することができます。
お店に入ったら棚にある商品をつぎつぎとAmazonGo店内で買ったショッピングバックや自分のエコバックに入れて、そのままゲートでQRコードを読み込ませてお店を出れば買い物終了です。

最初だけアカウント作ったりハードルがあるけど、いちどやっちゃえば買い物はレジの読み込みとかもいらないからめちゃくちゃ楽になるはず。
まだ一部の店舗しかないみたいだけど、これが普及してくれれば色々解消するのかな。

ゆくゆくは無人店舗にしていくとしても、とりあえず直近はレジ袋無料に戻すって選択肢、とれないもんかなぁ。

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