10/15『野口整体の「方法」講座』開催
※おかげさまで定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきます!(2023/10/12記)
10月15日(日)に ”一日集中講座” を行ないます。
テーマはずばり『野口整体の「方法」講座』。
「一日集中講座をやりたい」と今年になってずっと考えていたのですが、いったいどんなテーマで行なおうかと、頭を悩ませていました。
誰か他の人がやっている講座であるなら、わざわざ私がやることもない。ほかに素晴らしい先生はいっぱいいる。私がやるなら、やっぱり私ならではの整体というものを語りたい。そんなことを考えていたのです。
そうして、「そうだ。『方法』という切り口から野口整体を語ってみることは、まだあまり誰もやっていないかも知れない」と思い立ち、今回の集中講座を企画しました。
私がずっと野口整体を学びながら一番関心を覚えたのは、あらゆる面で貫かれたその「方法」でした。
整体の創始者である野口晴哉(はるちか)のその方法は、からだに働きかける整体操法に留まらず、こころに働きかける心理指導や、弟子を指導する際の教育法や、人間関係に働きかけようとする潜在意識教育にまで、貫かれているのです。
たとえば「押さえる」という一つのアプローチをとってみても、「からだの整圧点の押さえ方」を学んでいるのだと思いきや、それはそのまま「こころの要求の押さえ方」の話であったりもするのです。
それはすでにモノを扱う「名詞の世界」ではなく、現象を捉える「動詞の世界」の語り口であって、その異なる世界を貫くように「方法」を語っているのです。
そこには、からだとこころを重ねて語れるくらいのレベルにまで深めた眼差しと語り口があり、その野口晴哉の「観る目」と「語る言葉」が重なり交わる深く不思議な世界に、頭がクラクラするほど酔いしれたりもしました。
野口整体を「方法」という切り口から語ってみようという試みは、私にとっても新しいチャレンジとなるので、自身とってもワクワクしています。
今回の講座では、野口晴哉の「方法」の基本となるものをいくつか取り上げ、その「方法」がいったいどんな意味や効果を持っているのかという解説と、その「方法」を体験するための簡単なワーク、そしてその「方法」を活用した実際の手当てや操法を、みなさんと一緒に実習したいと思います。
野口整体を学んでいる方や興味のある方はもちろん、人間のこころやからだに興味のある方は、ぜひぜひ奮ってご参加いただければと思います。
なお講座の詳細は、下記の講座告知サイト「Peatix」の方に載せてあります。申込みなどもそちらの方で受け付けますので、下記のURLからご覧になって下さい。みなさまのご参加をぜひお待ちしております!
Peatix【 野口整体の「方法」講座 】
http://ptix.at/NQNaF7